人の見のこしたものを見るようにせよ。

すべての道は地理に通ず。

記念日にかこつけて色々と飲み食いしてきた。

タイトル通りでございます。

あとは適当な文章と写真をどうぞ。

 

◼️ポルトガル料理「クリスチアノ」

代々木公園の近くに「クリスチアノ」という有名なポルトガル料理店があって、行ってみたいと思いつつも「お子様連れ不可」なのでチャンスが無かった。

今回は某記念日っつーことで、息子ズを妻の実家に預かってもらい、夫婦で念願の初クリスチアノでございます。

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グラスワインのリストを眺めると、スティルワインはよりも酒精強化ワインの品数が豊富だった。

そこは開栓後の品質管理の容易さ故でしょうな。

せっかくなので、ルビーポートとマデイラ(ヴェルデーリョ)をチョイス。

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あとは料理の写真を並べておく。

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いやー、よう食べました。

どれも割かしシンプルな調理法で、塩、油脂、ハーブ&スパイスをガッツリ利かせた感じ。

何となく、日本の居酒屋料理に近いアプローチかなーと。

特に印象深かったのは、豚の血が入った炊き込みご飯みたいなやつ(ルビーポートと合う!)、歯ごたえと臭みが適度に残った穴子の唐揚げ、正体不明のハーブorスパイスをやや過剰に感じるウサギの煮込み、とかその辺り。

 

店内はワイワイガヤガヤと賑やか。カウンター席もあって、使い勝手は良さそう。

カジュアルに本場っぽい味を楽しめるっつーことで、人気があるのも頷けるなーという感じでございました。

 

◼️西荻窪の日本酒バー「をかしや」

その後、荻窪に流れて二軒目。

武蔵関の酒屋「大塚屋」のご主人から推薦された「をかしや」へ。

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バーかスナックの居抜きと思われる空間だが、店主が女性ということもあって、全く場末感はございませんね。

先客の常連さんが席を詰めてくれたお蔭で、ギリギリ2名で滑り込めた。

 

お通しはトムヤムクンっぽい感じのスープ。日本酒とエスニックというのは最近のトレンドですかね。

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ここの売りは「日本酒と和菓子のマリアージュ」と聞いていたので、練り切り(ゆず)とオススメの日本酒を頼んでみた。

練り切りを目の前で作ってくれて楽しい。

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それに合わせる日本酒は、何と「僕たちの新政!」の酸っぱいやつ。

どうでも良いが、何となく新政は「僕たちの」という枕詞をつけたくなる。

その一方で、自分の好みは「俺たちの」という枕詞が似合う日本酒だったりする。

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この組み合わせは面白いなー。

練り切りを食べた後に新政を口に含むと、甘味が相殺されて酒に一本筋が通ったように感じる。

以前、千駄木の「薫風」で、柚子の和菓子と木戸泉を合わせて良かったことを思い出した。木戸泉も酸が強いから、同じようなセオリーかもしれんね。

 

連れの方は、桜餅と、惜しまれつつラベルが改悪(?)された「にいだしぜんしゅ」。

蔵の姿勢と瓶の中身が好きなだけに、未だに新しいラベルに納得できておりませぬ(なので写真をぼかしておく)。

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これは両者の甘味が手を携える感じで、確かに相性が良い。

 

この後、店主と常連さんとポルトガルのこと、大塚屋さんのこと、粕取焼酎のこと等々で盛り上がった。

話の弾みで獺祭の煎餅を頂いたが、そのお味は「これ…サラダソフトとちゃうん?」という感じ。

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良い気分で切り上げて店を出ようとすると、窓際に何かがある。

一瞬置物かと思ったが、まさかの生ミミズク。「ある」じゃなくて「いる」だった。

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かわええのう。。。

 

この日はこれにて解散。

気になっているが一人では行かないであろう店に行けて、とても良い機会だった。

連れは息子ズを預けている保谷の実家へ、わっしー氏は予約してある荻窪の「旅館西郊」へ向かったとさ。

 

続きは別のエントリで。

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<了>

草津よいとこ一度はおいで。

以前「僕らの酒」で一緒に酒米を作っていた仲間たちと、草津温泉へと一泊二日の旅行に出掛けて来た。

我が家はファミリー4人でレンタカーに乗って、朝の8時半に出発。

 

◼️道の駅で田舎蕎麦を食らう。

最初の目的地は、群馬県中之条町の「道の駅 霊山たけやま」。

道中で事故渋滞が2箇所もあって、約1時間遅れのお昼時に到着。

早速、道の駅にある「そば処けやき」で田舎蕎麦&舞茸の天ぷらを食らう。

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この「けやき」は、蕎麦の良し悪しが分からない自分が贔屓にしている数少ない蕎麦屋で、今回で4回目の来訪となる。

ここの田舎蕎麦は「わしわし、がつがつ、もりもり」と食べる感じで、めっちゃ気に入っている。

また、味わいに加えて、立地が微妙かつコンテンツが地味なせいか、いつ来ても混んでいないのも良い。

 

蕎麦と言えば、今日では「こだわり」とか「洗練」のようなイメージが定着しているが、元々は真逆で、米が取れない山間部で食いつなぐための常食だった。

自分は「けやき」の蕎麦にこのような原初性を感じて、勝手に気に入っている。

 

いやー、旨かった。満腹。満足。

 

◼️草津温泉で花火と夜の散歩を楽しむ。

この時点でかなり草津温泉に近づいていたが、長男が車酔いを発症したのでゆっくり移動して、草津温泉への到着が15時くらいになってしまった。

 

草津温泉はこれまで何度か近辺を通り掛かっていて、日帰り入浴はしたことはあるが、宿泊するのはお初でございます。

 

スキー場で1時間ちょっと息子らを雪遊びさせて、友人が予約してくれた宿にチェックイン。

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宴会ができれば良いっつーことでリーズナブルな宿を選んでくれたが、部屋からの眺めは素晴らしかった。

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この日は夜に花火があって、ベランダはまさに特等席

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せっかくなので、夜の散歩っつーことで「湯畑」のライトアップを見に行った。

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寒かったので短時間で退散したが、もうもうと上がる湯気がライトによって浮き立ち、草津らしい「景」が演出されていてとても良かった。

 

◼️翌朝の散歩

翌朝も早起きして散歩。前日とほぼ同じコース。

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うむ、正直言って夜の方が断然良い。っつーか、見る順番を間違えたか。。。

これが最初なら感動できたに違いない。きっと。

 

さらに街並みを歩く。

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高低差とカーブがあってエエっすな。

 

草津温泉の中心街は、狭いすり鉢地形の底に当たる。

決して古い建物が多い訳でも、デザインが統一されている訳でもないが、湯畑を中心とする狭い範囲に中小規模の建物がひしめくことによって温泉地らしい風景が形成され、なおかつ賑わいが分散されずに凝縮している。

そして、真ん中に湯畑という確固たるシンボルがあって、これが渦のように観光客を引き寄せる。

 

草津温泉の魅力は、湯畑を中心とする中心街のフィジカルの風景にこそあるのだろう。

 

ここ最近、観光の分野では「モノ消費からコト消費へ」という意味不明のフレーズが流行しているが、やはり観光の本質は「目に見えるモノ」であって、「良質なモノがあってこそコトが生きる」と、草津温泉を訪れて再認識した。

 

◼️帰途&帰宅後

その後は、淡々と朝食を取り、息子らを雪遊びさせ、関越道の渋滞を避けるため早目に帰りましたとさ。

 

道中で特急列車と並走して、息子ら大はしゃぎ。

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中之条の「ひのや酒店」で、いま話題の土田酒造「土田 山廃酛×菩提酛」を買ってそこそこ満足。

その後、何気なく立ち寄った渋川のスーパーで、同蔵のレギュラー「誉国光 山廃純米」が置いてあってテンション上がった。

やはり、旅先で買う酒は地元住民向けのレギュラーでなくては。

 

帰宅後、鶏肉とかセリとかで鍋を作って、早速買ってきた土田酒造ズを楽しんだ。

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酒も鍋も大変美味しゅうございました。

 

今回の旅行は息子らを遊ばせることが主目的だったが、果たして同年代の子供たちと仲良くはしゃぎ回っていた。

また、大人は大人で、僕酒の旧交を温められてとても良かった。

 

幹事のキヨさん、そして皆さん有難うございました。

たぶん、また来年。

 

◼️個人的愛好度

★★★★★:殿堂入り

そば処けやき

★★:ついでがあれば再訪したい

草津温泉

 

上記を踏まえて「WACHLIN(わしゅらん)」を更新した。

<了>

ロースかつ定食700円で始まった新橋の夜。

水曜日の夜のこと、ツイッターランドで知り合ったE君、あのcongiro御大、わっしーの3人で飲んできた。

E君は先日の「往復書簡」のお相手で、リアルではこの日が初対面。

面子から察するに、ほぼ食べずに酒を飲むことになりそうだと思ったので、あらかじめロースかつ定食700円でお腹を満たしておいた。

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集合場所は、毎度お馴染みWACHLIN(わしゅらん)5つ星の名店「ひらの」でございます。

初対面の客人をお招きするということで、前日に電話で平謝りして出禁を免除して頂きました(予約したとも言う)。

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この日は、まず「ひらの」で日本酒を程々に飲んで、その後「玉箒」で出禁(満席)を食らって矛先を変え、銀座のマデイラワイン専門バー「マデイラエントラーダ」でフィニッシュ。

 

 E 君は先日の記事からお察しの通りかなりの知識と経験値をお持ちで、特に蒸留酒に関しては自分の3周くらい先に行っていそうな感じがした。

そこにC 氏まで加わったもんだから会話がますますヒートアップして、途切れることなく4時間近くひたすら酒のことを話し続けた。

 

そんな感じだったので、いつものような飲み食い日記ではなく、特に印象深かった会話の内容を雑記的に記録しておこうと思う。

 

◼️「カプ系日本酒」が苦手な理由。

まずは自己紹介をして、E君と互いの酒の好みを話していた時に、お互い「香り系、特にカプロン酸エチル系」の日本酒が苦手だというところで意気投合した。

しかも、嫌いな理由が「フルーティーな香りの背後に“雑巾”のような香りを拾うことが多い」で一致したところが笑えた。

自分は普段、香り系が好きな人の気分を害さないように「刺激が強くて苦手なんです。」くらいしか言わないようにしているが、この日は内心に溜め込んでいた本音を吐き出せて面白かった。

また、自分もE君も、蒸留酒のフルーティーな香り(エステル香)は苦手ではない(むしろ大好き)なのだが、日本酒に限ってフルーティー系がが苦手というのも共通していた。

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◼️実は誰もワインの全貌など把握していないのでは?

次に、3人がそれぞれ別々に行ってきた「世界を旅するワイン展」のことを話し出して、ワイン(スティルワイン)の話題に移った。

そして、おそらく一番ワインの経験値が高いE君が、「ワインは産地とかぶどうの品種とかが際限なく多いので、実は誰もワインの全貌など把握していないのでは。そして、プロでも意外と適当なことを言っているのでは。」と、面白い指摘をしていた。

そうかもなー。そうだよなー。そうに違いない。

何となくワインに対するハードルが下がった。

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◼️ウイスキーのオールドボトルが美味いのには理由がある。

ウイスキー初級者の自分は、いわゆるオールドボトルをほとんど飲んだことがないので、本当に美味しいかどうかE氏に聞いてみた。

すると、「昔のウイスキーは今よりもずっと手間をかけて作っていた」とのシンプルな答え。

例えば、大麦の生産量を増やすために品種を改良したら味が落ちたとか、自家製麦をやめて外から買うようになったとか、昔と今とではビンの中身がだいぶ変わってしまったらしい。

ちなみに、今でも手間をかけて自家製麦をやっている蒸留所もちゃんとあって、その代表が「ラフロイグ」、「スプリングバンク」、「ハイランドパーク」あたり。

どれも大好物なので、ちょっと嬉しかった。

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◼️アルコール度数が40%くらいのスパルタンな醸造酒を造れないものか。

酒精強化ワインのことを話している時に、E君が「もともとアルコール度数が高い日本酒を酒精強化して、蒸留酒に匹敵するアルコール度数の醸造酒を作れないものか。」と、非常に面白いアイディアを話してくれた。

いちおう「越後さむらい」という前例があるとは言え、もっとほかの蔵も追随して、一つのジャンルが形成されたら面白いんちゃうかな。

「エキス分があってアルコール度数が高い」というのは、世界でオンリーワンの存在になれる可能性を秘めていると思う。

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◼️やっぱり寺田本家は面白い。

最後は、銀座の「マデイラエントラーダ」での我々三名+マスターでの会話。

酒のジャンルを超えて話題が展開し、マスターが突然「日本酒は寺田本家しか飲まないんですよー。」と。

マスターはもともとスティルワインのソムリエをやっていて、その後酒精強化ワイン(マデイラワイン)の世界に入ったとのこと。そんな世界を知る御仁が「寺田本家しな飲まない」ですよ。

もともと寺田本家は大好きだが、自分が思っているよりも全然スケールが大きくて、実は「世界で戦える日本酒」なのかもしれない。

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そんなこんなで気分良く帰宅して、締めに「スプリングバンク10年」を飲んで寝ましたとさ。

<了>

 

追記

飲み歩きの様子はこちらをご覧くださいませ。

父子で相模湖と富士吉田に遠足してきた。

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トップ画像は、富士急行の貨車のロゴマーク。

長男が富士急行の「フジサン特急」に乗りたいと言うので、それに引っ掛けて相模湖と富士吉田に行ってきた。
以下、写真を大量に掲載するのでギガ死にご注意を。

■相模湖畔で遊ぶ

早起きして7時過ぎに出発し、9時頃に相模湖駅に降り立つ。
駅舎は今風の駅舎に建て替えられたものの、周囲は昭和の風情が残っている。

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徒歩10分程で、目的地の県立相模湖畔公園に到着。
おそらく昭和30~40年代から全く変わっていないであろうレジャー空間。

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懐かしいゲームをしたり、ボートに乗ったりと、父子ふれあいのひと時。

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11時に早目の昼食にしようと、ゲーセンの目の前の「河内屋」に入りかけたが、ちょと早すぎたようで断念。

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うーん、ここで食べたかったぜ。。。

後ろ髪を引かれつつ、そのすぐ近くにある旅館の食堂に入った。

すこぶる落ち着く空間。

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メニューに「かて飯」という郷土料理があったので頼んでみた。
お店の方曰く、ダム湖に水没した集落の祝祭料理だったとか。中身は山菜メインの野菜ちらし寿司だった。

正直言ってそんなに美味いもんでは無いが、歴史や伝統が希薄に感じられる(それは自分の無知によるところも大きいが…)相模湖という場所で、思いがけず「ダム湖に水没した集落の祝祭料理」というディープなものに出会ったことが楽しかった。

さて、移動しますかね。

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マルイ。。。ファミリー館。。。?

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相模湖界隈に来たのは30年ぶりくらいだが、おそらくその頃とほとんど風景は変わっていないんだろうなー。
こういう「忘れられた感」はグッと来るものがある。
目的地とするほどではないが、機会があったらまた立ち寄って「河内屋」で食事を取りたい。

■フジサン特急に乗る

大月駅に到着して、長男のメイン目的である「フジサン特急」に乗車。
先頭車両(指定席)は子供向けグッズが色々と置いてあって、親子とも退屈しない仕様。

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外観の写真を取り忘れていたので、リンクを貼っておく。

フジサン特急 | 富士山に一番近い鉄道 富士急行線

それはそうと、せっかく展望列車なのだから、フロントガラスをもうちょっと綺麗にしてくれないもんかと。。。

■富士吉田(主に下吉田)を歩く

富士急行の富士山駅で下車して、適当に下吉田に向かって歩く。

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ここら辺から本格的に市街地に突入し、エエ感じになって参りました。

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また腹が減ってきたので、商店街に佇む「べんけい」に入店。

表向きは和菓子屋っぽいが、実態はうどん屋と兼業という素晴らしい業態。まさに今日の親子遠足にドンピシャ。

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むっちゃ良かったのでリピートしたい。

ここから暫く、大人の欲望渦巻くいかがわしい界隈。

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廃業と思われる寿司屋にあるカロリー表。

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そして月江寺商店街。
全体的に寂しいが、ところどころに若い人がやっていると思しき店がある。

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さらに北に向かって歩く。

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下吉田駅に到着して、鉄分を補給(別に補給しなくても良いが、息子は喜んでいた)。

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最後にもうひと歩きして葭之池温泉に到着。
ここは浴室は快適で清潔、お湯は適温で穏やか、大広間は炬燵に団扇常備と、とにかく寛げて、おまけに吉田うどんとビールまで楽しめる。
「ザ・パーフェクト日帰り湯」と言って良いのでは。

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以上で楽しい父子遠足をフィニッシュし、電車を乗り継いで家路に就いた。

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それにしても下吉田は最高やったなー。
以前から「いいぞ」とは聞いていたが、想像を超えて好みだった。

自分の好みの傾向として「過去に複数の産業が盛り上がった」とか「盛り上がりのピークが複数回あった」とか、そういう「ハイブリッド感」がある地域を気に入ることが多い。
下吉田はまさにその好例で、「江戸~明治時代の冨士講(富士登山)」と「明治~昭和初期の繊維産業」という2つの大きな盛り上がりがあって、これらが混然一体となって現在の街並みに大きな影響を及ぼしているようだ。

そして、ご当地グルメの「吉田うどん」もこれらの歴史と絡んでいるところが興味深い。
(参考)名物 吉田のうどんの特徴・味・麺・歴史・おすすめ店舗をご紹介 | 富士吉田河口湖の観光&ローカル情報サイトいくべぇ

とにかく下吉田をいたく気に入ったので、これからもちょいちょい来ようと思う。

■個人的愛好度

★★★★★:殿堂入り
下吉田の街並み
葭之池温泉

★★★:必ず再訪したい
べんけい

★★:ついでがあれば再訪したい
相模湖畔

★:一度は経験出来て良かった
フジサン特急

上記を踏まえ、WACHELIN(わしゅらん)を更新した。
wassy1974.hatenadiary.jp

<了>

新橋で酒のマンツーマンレッスン。

先週の金曜日のこと。

会社のイベントで残業した後、20時半くらいに玉箒へ向かった。

 

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週末だから満席かもなーと思いつつ扉を開けるてみると、幸運にも空席があった。

おじ様3人グループと女性ソロ客の間に滑り込む。よっしゃ。よっしゃ。

 

この日の目当ては、玉箒のマスターがTwitterで告知していた滋賀県の地酒「不老泉」の生熟コレクション。

写真左から、

山廃純吟生山田錦55%中汲み 21by

山廃純吟生山田錦55%中汲み 23by

山廃純吟生赤磐雄町55% 23by

山廃純米生たかね錦60% 20by

というラインナップ。

 

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これらは、滋賀県在住の日本酒コレクターの方の遺品であり、そのうえ不老泉の先代杜氏である山根杜氏時代の逸品とのこと。

もう誰か数寄者が駆け付けて飲んでいるだろうと思っていたが、何と4本とも口開け。

若い酒の口開けは好きではないが、冷蔵熟成7年以上とあらば望むところだ。

 

この4本をじっくり利いている間に、他のお客さんが店を後にして、マスターと2人になった。

2人であーだこーだ言いながら楽しくテイスティング。

 

自分の「不老泉」に対するイメージは、ワイルドとか、振れ幅が大きいとか、いかにも発酵食品っぽいとか、だいたいそんな感じで、そういう得体が知れない部分に大きな魅力を感じている。

この冷蔵生熟コレクションは非常に状態が良くて、7年以上という歳月で余分な刺激が除去されつつも、不老泉の一筋縄でいかない魅力を保っていると感じた。

 

4本のなかで個人的には「たかね錦」が面白かった。不老泉にしては静かな感じだったが、開栓後に大化けするかも。知らんけど。

そして、予想通り「雄町」が最も苦手だった。。。

 

何はともあれ、この不老泉生熟コレクションはマジ楽しい。

「美味しい」という言葉で片付けられない不老泉のアレがナニな魅力が詰まっている。

不老泉ファン、滋賀酒ファン、生熟ファンのうち少なくとも一つを自認される方々は、玉箒に急ぐことを強くオススメする。

 

ーーーーー

 

不老泉を飲み終えた後も、お客さんが来ないのを良いことに、終電の時間までマンツーマンの酒レッスン。

 

前出のコレクションから、天狗舞純米大吟醸の生熟。

うおお!旨い!!旨過ぎる!!!

これは天狗舞に惚れ直してしまう旨さ。。。


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そして、OK枠の呉春普通酒。

これは確かコレクションではない。

濃くて、濃くて、ぶっ濃くて、旨い!!!

奈良漬けとの相性がパーフェクトだった。


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ここからは毎回恒例、マスターの実験台として弄ばれるコーナー。

キノコの香りが共通する熟成日本酒、シェリー酒、マデイラワインの飲み比べ、さらにこれらのブレンド。

 

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辛口の日本酒とチョコレートリキュールを交互に飲むことによって、香りの伝わり方、楽しみ方を実感。

 

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こんな調子で、新橋の夜は更けていった。


当初は玉箒の後にもう一軒行こうと思っていたが、珍しくマスターとマンツーマンになったので、腰を据えて色々と楽しんだ。

そういえば、玉箒にはたいてい蒸留酒を目当てに訪れるので、こんなに日本酒を飲んだのは初めてかも知れんなー。


むっちゃ贅沢な金曜日の夜だった。

 

<了>

三連休のメシとサケなど。

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三連休。

初日の午前中は、息子ズのおゆうぎ会。

午後から二日目の夕方まで、妻が友人と一泊二日の旅行に出掛けたので、息子ズと男三匹で留守番。

三日目は、溜まりに溜まった家事をこなしつつ近場で家族団欒。

 

なかなかタフ&ビジーだったが、せめてメシとサケくらいは楽しむかっつーことで、合間の時間にゴニョゴニョしていた。

 

◼️初日

初日は寒くて雪がチラついていたので、おゆうぎ会の帰りに図書館で絵本をたんまり借りて、室内でゆるゆると過ごした。

 

そして、息子ズと男三匹の夕食。

朝の時点から「今夜は燗酒」モードだったので、レギュラー燗酒の「睡龍 生もと」を取り出した。

いただきますの直後に、長男(5歳)から「お酒は顔が赤くなったらやめるんだよ」という先制忠告。。。

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献立は、茄子と鶏肉の柳川風、菜の花とトマトとツナの柚子胡椒サラダ、タマネギとじゃがの味噌汁、そして白ご飯。息子らが完食してくれてむっちゃ嬉しい。

それと、長男に続いて次男も茄子を食べてくれるようになった!やったぜ!!

 

息子ズが寝静まった後に、自家熟成樽の詰め替え。

耶馬美人の麦を樽から引き上げて、代わりに球磨焼酎の常圧だが若い感じのやつを詰めた。 

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耶馬美人の樽熟はかなり良い。ここの蔵は米焼酎も麦焼酎もセメダイン香が特徴だが、このセメダインは樽と相性が良いと思う。

 

◼️二日目

二日日は好天ということで、長男からせがまれていた横浜の「原鉄道模型博物館」にお出掛け。

ここは鉄道模型の展示、ジオラマ、運転シミュレーター、自由に遊べるプラレールがあって、子供(特に男児)はかなり楽しめるし、親はそこそこ楽ができる。

 

ひとしきり遊んで中華街に向かおうとしたが、長男に空腹に耐えられないと言い出したので、横浜駅地下で一番行列が短かった沖縄料理屋に飛び込んだ。

お味の方は、行列の長さに比例しているものと思われます。。。

 

午後は、帰宅途中の洪福寺松原商店街で買い物。

ここは日曜日でも新鮮な魚介類を買えるのが良い。

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山盛りのヤリイカと神奈川県産のミカンをお買い上げ。

息子ズはお茶屋さんのほうじ茶ソフトを食べてご満悦。

 

ここからまっすぐ帰る予定だったが、ソフトクリームでエネルギーをチャージした息子ズが「公園で遊びたい」と合唱。

お前らぁ、家にいると30分に1回は喧嘩するくせに、こういう時だけ団結しよって。。。

 

1時間ちょっと鬼ごっことアスレチックに付き合ってから、帰宅して夕食の準備。

山盛りのヤリイカは、菜の花と一緒にアンチョビガーリック炒め、ジャガイモと一緒に煮付け、そしてゲソの唐揚げ(衣が上手く付かず見た目は大失敗)にした。

帰宅した妻も加わって、家族揃っての夕食。

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晩酌に取り出した、開栓後9ヶ月常温放置の「小夜衣 特別純米酒」は、熟感ありつつ穏やかでむっちゃ旨かった。

夕食のおかずとも合うし、妻の旅行土産のそこそこ個性があるチーズも受け止める。懐が深い。 

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この日はさすがに疲れたので、蒸留酒は飲まずに就寝。。。

 

◼️三日目

三日目は、朝から溜まった洗濯、掃除、そしてサボっていた風呂掃除に精を出す。

日中は平塚総合運動公園でたっぷり遊んで、あっという間に夕方。

 

再び寒かったので、白菜たっぷりのピエンロー。

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ピエンローは中国の郷土料理なので、紹興酒に近い日本酒の熟成が合うかもと思って「麒麟 濃熟オールド」を当ててみた。

干し椎茸の出汁と、酒のキノコっぽいニュアンスがむっちゃ合う。

 

三連休の〆は、バランタイン12年のロック。

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豊かな甘味の裏に感じる、柑橘の皮っぽい爽やかな苦味がとても良い。

これはどんな飲み方でもとにかくスムーズで、日常系ウイスキーの決定版と言って良いかもしれない。 

 

という訳で、疲れましたね。

疲れたけど、それなりに楽しかったですよ。


◼️最後に友人の宣伝など

酒つながりの友人たちが、次々と楽しげなイベントなどを企画している。

この弱小blogで宣伝してもほぼ効果がないだろうが、応援の気持ちを込めて紹介する。

 

まずはアマチュア枠から。

 

自分は毎年恒例の芋煮会くらいしかイベントの企画・主催はしないが、アマチュアのイベントに必要な熱量、人集めと準備の大変さ、そして参加者が楽しんでくれた時の達成感は非常に良く分かる。

なので、友人らの行動は全力で応援したい。

 

①あのcongiro氏のイベント(2/23)

信頼と実績のコンヒーロ氏のイベント。

初心者・初参加ウェルカムでございます。

残席は少ないが、自分も行くので皆様も是非どうぞ。

たぶん、わっしーの自家樽熟が飲めるぞ!!

 

②「日本酒界の核弾頭」きばっちょ氏のイベント(4/6)

こちらも初心者・初参加ウェルカム。

日本酒ブロガーの神奈川県健一くんに「核弾頭」というキャッチフレーズをつけてもらったきばっちょ氏、うらやましいぜ!

神奈川くん、俺にも何か気の利いたキャッチフレーズつけてくれ!

なお、この日は毎年恒例の花見なので、たぶん自分は行けない。

草葉の陰(?)から成功を祈念しております。

 

③新橋「ひらの」のイベント(3/2)

ここからはプロフェッショナル枠。

 

毎度おなじみ、わしゅらん5つ星「ひらの」の酒と音楽イベントでございます。

ほろ酔いで音楽を気楽に楽しむも良し、音楽をバックに瀬川くんセレクトの日本酒をガッツり楽しむも良し。

わっしー氏はこれも先約で行けませぬが、UK音楽だと、ソウル青年だった初期のロッド・スチュワートが好きです。

 

④日本酒バーhashicco(2月末か3月に開店予定)

最近知り合った端村さんという御方が、御徒町のコーヒー屋を間借りして木・金だけ日本酒バーをやるとか、やらないとか。

開店したら、差し入れを持って冷やかしに行ってみようと思う。

(後日追記)

残念ながら諸事情で暗礁に乗り上げているらしい。

実現を願っております。。。 

<了>

日本酒のブレンド会に参加して。

昨日のこと。

友人congio氏主催の日本酒会に参加してきた。

 

■会場、そして開宴

会場は、東京都江東区にある清澄庭園。

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文化財庭園の池のほとりに佇む素晴らしい建物を、我々一味で貸し切りでございます。

ここでの宴会はもう何回も参加しているが、来るたびに贅沢だなーと思う。

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こんな素敵な空間なのだから、それにマッチしたお上品なイベントに違いなかろう。。。

主催者congiro氏による開宴の儀。

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前半はフツーの宴会で、各自持ち寄った酒を平和に飲み交わす。

自分は同伴の長男の相手をしていたので、あまり積極的に動けず。。。

そんな中でも、皆さんが気遣って「わっしー、これ美味いよ!」みたいな感じでお酒をサーブしに来てくれたので、それなりに色々と利き酒できた。感謝。感謝。

※変な誤解を招かないように、酒ラベルはモザイクで隠しておく。

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■宴会は禁断の境地へ

さて、宴もたけなわとなったところで、ここからが本番。

この会の裏の(真の?)ミッションは、皆で「自主ブレンド」を作ること。

各自が持ち寄った酒を、寸胴鍋にドボドボドボ。

もうね、このビジュアルは何かの怪しい儀式にしか見えない。。。

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出来上がったのは、見事な琥珀色の液体。

まごう事なき熟成の色。

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皆で味見をしてあーだこーだとい言いつつ、仕上げへと向かう。

うむ、美味い!!!

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ビーカーの登場で、会場は「謎の儀式」から「禁断の実験」へ。

酒を注ぐS氏のニヒルな口元が、どことなくマッドサイエンティストっぽい。

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ブレンドした日本酒は、主催者お手製の小瓶に移し替えらて、全員に配られた。

小瓶のラベルデザインは、日本酒のブレンドで名高い「剣菱」をモデルにしているとのこと。

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いや、今回もハイパーマキシマム楽しゅうございました、

主催者congiro氏の熱量、行動力、そして遊び心には毎回感服するばかりでございます。

時代が時代なら時代が時代でしょうなー。

そろそろ褒章とかそういう話が出てきても良いのでは?

 

■余談

実はちょっと前に「日本酒のブレンド」に興味を持ったことがあって、自分なりに色々と試したり、先達の話を聞いたりしていたことがあった。

以下、そのころのツイート。

富山の「てらしま酒店」で購入したブレンド用日本酒が未開栓だと思い出したので、これをきっかけに色々と試してみたいと思う。

 

(2019.01.28追記)

いつのまにか「一般社団法人 日本酒合組師協会」っつーのが発足していたらしい。

仕掛け人は案の定、寺島さん(理事)だとか。

goukumi.jp

協会の住所を検索してみると「はたがやレバー本店」という飲食店が出てきて、どうやらそこで合組酒を体験できるらしい。

これは近々行かねばならぬ案件やなー。

はたがやレバー本店 (幡ヶ谷店)
〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷2-8-15 KODAビル2F
3,000円(平均)

r.gnavi.co.jp

 

 <了>

 

追伸:試験的にコメント欄を設置してみる(承認制)。荒れたり面倒臭くなったらソッコー閉鎖するのでよろしゅう。

【実験】雪見だいふくのウイスキーがけ

或る日の深夜のこと。

自宅で日本酒の熱燗を飲みながらTwitterを弄っていると。。。

 

っつーことで、近所のコンビニで雪見だいふくを買いに走って、妻子に食べられないように印をつけておいた。

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そして翌日の深夜、冷蔵庫から雪見だいふくを取り出して、自宅の在庫から適当にウイスキーその他をセレクト。

選んだのは以下の8本。

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では、さっそく始めましょう。

 

1. アジアンウイスキー部門

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①富士山麓樽熟原酒50℃(ジャパニーズ)【相性★★(五段階評価)】

いきなりやや厳しい。

このウイスキーの持ち味であるバニラ~バナナフレーバーがアイスに打ち消されて、ライ麦っぽい辛い後味だけが残ってしまう。

 

②カバランディスティラリーセレクト(台湾))【相性★★】

これまた厳しい。

カバランの華やかな香りは完全に飛んでしまい、赤ワイン樽っぽい渋味が残って後口がかなり微妙な感じ。

 

2. スコッチウイスキー部門

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③タリスカー10年(スコッチ)【相性★★★★】

ピートが香るスモーキーなやつはアカンやろと思っていたが、意外と悪くないかも。

甘味の背後にふんわり正露丸の香りが漂って、最後はスパッと切れていく。

 

④グレンカダム10年(スコッチ)【相性★★★】

バランスが良い優等生タイプなのである程度期待していたが、全体的に平凡で、特筆すべき長所も短所も無い感じだった。

 

3. アイリッシュウイスキー部門

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⑤ウエストコーク12年ラムカスク(アイリッシュ)【相性★★★★★】

これはむっちゃ旨い。

ラムフレーバーが餅に移ってアイスを包む感じで、雪見だいふくが見事に大人のデザートに変身した。

 

⑥レッドブレスト12年(アイリッシュ)【相性★★★★★】

これもお見事。

このウイスキーの持ち味であるほろ苦さが素晴らしいアクセントとなって、雪見だいふくをハードボイルド方面に持っていく。

 

4. 非ウイスキー部門

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⑦奥飛騨ウォッカ(米ウォッカの自家樽熟成)【相性★】

マイミニ樽での自家熟成。

ベースの米ウォッカが完全にアイスに押し負けて、最後に樽の焦げ臭だけが残った。

 

⑧ろくちょうし赤(球磨焼酎の樽熟成)【相性★】

これも完全にアイスに押し負けて、しかも樽熟成が浅いので余韻が何も無かった。

 

5. 総評

辛口のコメントを書いた部分もあるが、総体的には「合う!」「美味い!」と言って差し支え無い。

庶民派のロングセラーである「雪見だいふく」に、ウイスキーの甘さ以外の香味が加わることで、大人っぽく変身するところが興味深い。

また、餅がややデロンと溶けてきた時の、アイスと餅とウイスキーが不均一に混ざっている状態がとても印象的で、餅に存在意義があるなーと感じた。

 

但し、気になった事が1つある。

それは、一番合うと思ったウイスキーが「ラムカスク」だったという点だ。

つまり、「ウイスキーよりもラムの方がもっと良いのでは?」と言えなくも無い。

 

まあ、実験としてはむっちゃ楽しかったので、その先はあまり深く考えないでおこう。。。

 

<了>

三軒茶屋をぶらりと歩いてきた

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三連休は概ね家族サービスっつーことで、割と大人しくしていた。

 

初日はご近所。

2日目は長男を連れて国立科学博物館&大島小松川公園まで大遠征したものの、ほぼ子供のための時間でネタは無し。

 

そして3日目。

有り余る街歩き欲を発散するため、次男を連れてぶらりと三軒茶屋に行ってきた。

 

神奈川県の山奥にある自宅から、小田急→東急世田谷線と乗り継いで移動する。

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西太子堂駅で降りて、目の前にある唐木屋へ。

熟成日本酒の聖地の一つですな。

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目的のブツを確認しつつちょいと買い物して、ここから街歩きをスタート。

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三角地帯に突入。

戦後の闇市を起源とするこの界隈も、いよいよ再開発が本格化するそうだ。

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国道246号を超えて栄通り商店街を歩き、食事がてら古いアーケードを見に行く。

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目当ての食堂は休業(廃業?)だったが、まあしゃーない。

チェーン系の中華食堂で食事を済ませて、さらに界隈を散策。

かのWAKAZEもこの近くだが、祝日は夜営業のみで入れず。

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ここで銭湯を発見したが、まだ営業時間前だった。

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さらに進んで、団地エリアに分け入る。

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最終目的地の「こどものひろば公園」に到着!

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ここの遊具はだいぶ古いが、造形がむっちゃ良くて楽しいなー。 

2歳の次男も充分楽しんでいたが、今日で5歳になった長男ならもっと楽しめそう。

 

たっぷり遊んで、帰途に長男の誕生日ケーキを買って帰ったが、長男が急に発熱したの誕生日祝いはお預けに。。。

 

それはさておき、久々に次男と街歩き出来て楽しゅうございました。

 

<了>

 

追伸

本文とは全く関係無いが、こういう旅行も楽しそうやな。

新元号に期待。

2019新橋ゴールデンコース初詣で

新年早々のハードな1週間を終えた金曜日の夜、わしゅらん五つ星として名高い 新橋の名店に初詣でしてきた。

 

◼️ひらの

まずは、毎度お馴染み「ひらの」。

相変わらずの人気で、満席でございます。

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最初は「残業後の空腹に優しそうなやつ」と頼んで、出羽桜の「軽ろ水」。

出羽桜は華やかなのでやや苦手だが、これは優しい酢イソ・エチ系で良い感じっすな。

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そして、個人的にひらの隠れ名物だと思っている、お通しの汁物。

胃のウォーミングアップになる。

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次の日本酒は「ぬる燗でエエ感じのやつ」というリクエストで、白鷹酒造の一回火入れ「悦蔵」。

乳酸バリバリの辛旨酒で、大振りな焼牡蠣と合わせて抜群。

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さらに3番目は、「バランスの良い燗酒」という注文で「中島屋」。

優等生の火入れ熟成酒で、鶏もも焼きともマッチする。

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隣に座っていたお客さんが、偶々昨年の山菜採りでご一緒した方だったので、歓談しつつ飲食を楽しんだ。

(この時)

 

ここで店主の瀬川氏による緊急パフォーマンス。

体調不良のcongiroに捧ぐ。

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そして、焼酎「蔵の師魂」のピート樽&シェリー樽熟成をテイスティング。

面白いけど、もうちょっと「分かりやすい甘さ」か、逆に「香水・化粧品っぽい複雑さ」があると好みかも。

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※後ろの「20-14」と書いてある球磨焼酎を差し入れてきたので、ご興味がある方は瀬川氏までリクエストしてくださいませ。

 

最後は瀬川氏即興のヤリイカ丼。

うますぎる!(他のお客さんに羨ましがられた)

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いつも通り、安定かつ最高でございました!

瀬川氏&常連の皆様、今年もよろしゅう!

 

◼️玉箒

お次は、大人の秘密基地ことバー「玉箒」。

いつも階段を下るときにワクワクしてしまう。

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「〆に蒸留酒 一杯だけ飲んで帰りたいと」注文。

年末の球磨旅行の話題で盛り上がって、 明治時代以前の造りを再現した球磨焼酎「明治波濤歌」を飲むことに。

思ったほど濃くはないが、玄米のせいか正調粕取焼酎のような籾殻風味がある。

近現代の焼酎の技術進歩をちょっとだけ垣間見れた。

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ここでマスターが、持ち前の美声で「蒸留酒だけと言わず醸造酒も飲んでください。」と勧めてくれたので、あっさり「一杯だけ」を撤回。

意志が弱すぎる。。。

 

出てきたのは紹興酒の10年熟成モノ。

アタックは酸化熟成のふくよかな感じ。

甘味は少なくドライにキレる思いきや、余韻が長ーーーーーーーーーい!!!

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なんじゃこりゃ。。。

日本酒の熟成では味わったことがない感じだった。

 

最後に話が色々と転がって、泡盛に行き着いた。

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30分ちょっとしか滞在できなかったが、相変わらずこのバーは驚きに満ちていて、大満足だった。

 

この日は残業後でスタートが遅かったので、これにて終了。

素晴らしい初詣ででございました。

<了>