人の見のこしたものを見るようにせよ。

すべての道は地理に通ず。

大分弾丸一人旅(1日目③:豊後大野、竹田、そして別府リターンズ)

1日目の午後。
臼杵で街歩きにハマったおかげで、すっかり昼食のタイミングを逃してしまった訳だが、取り敢えず移動しながらどうするか考える。

■吉野鶏めし保存会

すると、車窓に「吉野鶏めし保存会」という気になるのぼり旗を発見。
大分といえば鶏天や鶏の唐揚げが有名だし、きっと「鶏めし」もそれなりの地元食なのだろうと思って、販売所へ向かう。
残念ながら弁当は事前予約制だったが、鶏めしのおにぎりを購入。これが濃いめの味付けの中にしっかり鶏出汁が香る感じで、めっぽう美味い。
後から調べてかなり有名であることを知ったが、現地で偶然こういうものに出会うのは良いもんだ。
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■普光寺磨崖仏

そこから西に移動し、事前に調べていた磨崖仏を訪問。
かなり不便な場所で、駐車場からのエントランスも大きな看板などが無かったので、恐る恐る進んで行く。
数分歩くとお寺の山門にたどり着き、そこをくぐって左を向くと突然視界が開け、谷の向こうに磨崖仏が現れる。なかなかドラマチックな導線だ。
もちろん、磨崖仏そのものや、奥の石窟、小さな石仏なども味わい深くて良い。
周辺環境を含めた全体として、原初的でおおらかな雰囲気が感じられる。
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■原尻の滝

その後、復路のルート上にある「原尻の滝」に軽い気持ちで立ち寄ったところ、想像を超える素晴らしさで思いのほか長居してしまった。
午前のハイライトが臼杵城下町なら、午前のハイライトは原尻の滝と言っても過言では無い。
まず、色々な角度から間近に滝を眺められるところが良い。観光客が思い思いに歩き回り、はしゃいでいる様子が微笑ましい。
もう一つ、滝そのものが柱状節理であり、大分らしい火山と水の共同作品であるというところも良い。
さらに、これが一番グッと来たのだが、両岸に神社が鎮座しており、宗教的で味わい深い雰囲気があるところが素晴らしい。

ついでに、ちょっと上流にある原尻橋にも立ち寄った。斜めからの日光に照らされた石積みが美しかった。
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■竹田

最初に、友人のブログで読んだ竹田駅裏手の稲荷神社へ。駅を俯瞰できるのが楽しい。
その後、地酒「千羽鶴」の生もと純米(日本最南端の生もと?)を求めて酒屋とスーパーを3軒回るが、残念ながら手に入らず。
時間が押していたのでこれ以上は長居できず、有名な鶏天屋でテイクアウトをして退散したが、街の売り方が滝廉太郎に依存しすぎているのではと感じた。
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■別府リターンズ

昨晩が睡眠不足のうえ、運転時間が長かったので、少々の疲れを感じながら別府に戻った。
この夜は鉄輪温泉の瑞光寺大谷会館に投宿し、夕食処を探すも、開いている店が少なかったので若干彷徨った。以前訪れた8年前は、もっと栄えていたような気もするが。。。
一人旅の時はなるべく観光っぽくない店に入るので、ここでも「新博多」という街の居酒屋へ。鳥天を生ビールで流し込む至福のひと時。
この日は、宿の温泉で長湯して、部屋の炬燵でダラダラして、いつもより早めに床に就いた。
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旅行はまだまだ続く。