大分弾丸一人旅(2日目②:豊後高田、耶馬溪、中津)
両子寺から車を動かして暫くすると、ラジオから山下達郎の「サンデーソングブック」が流れてきた。もうそんな時間か。。。
■川向観音
山麓に戻るついでに、ちょっと面白そうな川向観音へ。
おお、ここは良いじゃないですか。スケールは小さいが、川の中に石仏がある風景がとても味わい深い。
ここを目的に来るほどでもないが、寄り道をする価値は十分にある。
■豊後高田「昭和の町」
「昭和の町」の存在は知っており、どうせ嘘臭い感じやろと冷やかし半分で立ち寄ってみたが、これはこれでよく出来ている。
例えば、ありふれたはきのも店、時計店など観光の対象になりづらい店舗も、昭和的空間の構成要素として重要な役割を果たし、かつお客さんが立ち寄っている。
変革や起業ではなく、そのままで良いんだよというスタンスで、地方の商店街が栄えている事例は、かなり珍しいと思う。
詳細はこちらを。
新・公民連携最前線 PPPまちづくり |第3回 大分県豊後高田市――「昭和の町」は3つの戦略の1つ
https://t.co/2gdiop58KT
■宇佐神宮→耶馬溪
その後、日本三大八幡(4箇所)のうち、唯一行ったことが無い宇佐神宮に向かったが、年始の参拝客で駐車場から車が溢れていたので断念。
なお、日本三大八幡は、宇佐神宮(大分)、男山八幡宮(京都)は衆目の一致するところだが、残り一つは筥崎宮(福岡)と鶴岡八幡宮(鎌倉)で意見が分かれているそうだ。
時間が出来たので、山道を1時間ほどドライブして耶馬溪に向かう。
友人が激オススメしている焼酎「耶馬美人」を買うべく、道の駅で聞き込みをしたところ、すぐ近所の「古野酒店」で取り扱っているとのこと。
お目当ての焼酎を買えてホクホク。しかも、偶然にもすぐ近くに有名な石造アーチ橋、さらにそのすぐ下流に味わい深い沈み橋まであって、大満足。
宇佐神宮よりもこっちの方が断然良かった。
■中津
中津でレンタカーを返却。今回は2ヶ月ちょい前にキャンペーンで予約したので、丸二日で1万円(ヴィッツ1300cc)と格安だった。
旅の疲れを癒すべく、銭湯好きの間では有名な「汐湯」に向かう。鄙びた雰囲気でなかなか良い。
風呂上がりに通りすがりの居酒屋に飛び込む。こぢんまりした居心地の良いお店で、一人旅の最後に相応しい。から揚げを頼んだら、「中津のから揚げは有名になったけど、うちのはどこにでもある普通のやつだよ。」と言われた。大変おいしゅうございました。
電車とバスで北九州空港に移動して、深夜に帰宅した。
大分弾丸一人旅 ≪完≫