大分弾丸一人旅(1日目②:臼杵)
さて、西大分駅を出発して本格的なドライブに入る。
一日目の行程はこんな感じ。
西大分駅→臼杵石仏→臼杵城下町→普光寺磨崖仏→原尻の滝→竹田→別府・鉄輪温泉(泊)
■臼杵大仏
国宝として名高い臼杵大仏は、悪くはなかったが「別に…」という印象。いかにも観光地然としており、あまり好みではなかった。
石仏つながりで臼杵と敦煌は姉妹都市とのことだが、正直言って比べるのが恥ずかしい。スケールでは明らかに劣るので、周辺を含めたトータルの風景として作りこんで魅力を高めてほしいと感じた。
■臼杵城下町その1:臼杵城~二王座地区
若干の失意を伴いつつ、臼杵城下町へ。当初は「みなと市場」で牡蠣を食べる予定だったが、車窓風景が非常に良かったのでいきなり散策に切り替える。
臼杵市観光交流プラザに車を停めて、観光マップを入手し、まずは高いところから街を俯瞰するべく臼杵城に登る。こぢんまりした感じだが、とても気分の良い場所だ。
そこから、武家屋敷の街並みが残る二王座地区へ。生活感に乏しい武家屋敷系は概して好みではないが、ここは道路が狭く、カーブや起伏もあるので悪くない。
■臼杵城下町その2:下町エリア
さて、ここからが本番ということで、下町エリアに入る。メインストリートの本町は観光地っぽいが、脇に逸れての裏道散歩がむっちゃ楽しい。
T字路が多いため見通しがきかず、それ故、進んで視界が開ける度に風景が切り替わる。小さなドラマが連続する感じだ。
■臼杵城下町その3:松島神社
もう一足伸ばして、観光マップを眺めていて気になった、川の中洲にある松島神社へ。
今でこそ橋で両岸と繋がっているが、往時は船でアクセスしていたと思われる。昔は正面だったであろう船着場から登っていく感じが楽しい。
いやあ、臼杵城下町は期待をはるかに上回る素晴らしさで、昼食を忘れて歩き回ってしまった。まだまだ後ろ髪引かれる感じで、これは再訪必至やな。
1日目はまだまだ続く。