人の見のこしたものを見るようにせよ。

すべての道は地理に通ず。

滋賀で買う!&岐阜で飲む!【あのcongiroを追う!春の18キッパーズ&チャリダーズ旅行!!2日目②】

新倉敷駅から播州赤穂駅に向かい、新快速に乗り換えて一気に大津京駅(滋賀県)にワープ。

実は玉島サイクリング中にマイ自転車(5links)がパンク、それもチューブ交換が必要なレベルのダメージを負ってしまった。
折り畳み自転車での初めての輪行、そのくせ真面目に整備も準備もしなかったツケが回ってきたか。。。
チャリ修理の詳細を書いてもつまらんのでここでは割愛するが、結果的には無事に回復した。
経験豊富な友人c氏のアドバイスと、柔軟に対応してくれた「サイクルベースあさひ西大津店」への感謝をここに記しておく。

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■気を取り直して酒を買う。

なぜ大津京駅で下車したかというと、「そこに買いたい酒があるから」だ。
滋賀酒をこよなく愛するわっしー&congiroだが、この日の目当ては愛知県は青木酒造の「米宗」だ。

元々米宗には良い印象を持っていたが、関東では取扱店が非常に少ないので、c氏の「米宗買おうぜ!」という提案に一も二もなく乗った訳だ。

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駅からだいぶ移動して「ときわや酒店」に到着。
店主と我々は、最初はお互い探り気味に話していたが、「熟成」という言葉で胸襟を開き、さらに「生熟」という言葉で旧知の如く打ち解ける。
そして、目当ての「米宗」2種類と、ついでに大好物の「大治郎」(生もと)を購入して東京に送る。ホクホク。

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「ときわや酒店」は結構不便な立地で、品数もいわゆる地酒専門店にしては多くはない。
ラインナップは、滋賀県内勢では、地元大津市の「浅芽生」、それから「大治郎」「一博」「琵琶の長寿」「笑四季」などを推している。
県外勢は「米宗」のほか、「丹沢山/隆」「十旭日」「綿屋」あたりが目立つ。
県内勢はと県外勢はだいたい半々くらいの印象。「上原御大系」は僅かで、問屋系は皆無。

随所に店主のこだわりと試行錯誤のプロセスが表れていて、それをネタにしつつ店主と語らいながら酒を選ぶ楽しさがある。
店主のキャラがそのままフィジカルに具現化した感じ。こういうのは嫌いじゃない。というか、好き。

■彦根で銭湯と食堂をキメる。

再び電車の中で、この日の夜~翌日の作戦会議。
岐阜駅の近くで安宿を確保し、途中の彦根で銭湯と食堂をキメるか~ということに。
これらに関しては言葉は不要。とにかく写真をご覧くださいませ。

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それにしても、銭湯の向かいのバーが気になり過ぎる。いつか訪問したい。

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追記
彦根の銭湯が「山の湯」、その向かいのバーが「山」だったので、由来を調べようと検索してみたら、一瞬で答えが見つかった。
銭湯のすぐ裏手に彦根城の外堀があって、その内側が盛土になっている。(1枚目の写真の奥が斜面になっているのがお分かりだろうか?)
地元の人はこの盛土を「山」と呼んでいたらしく、そのすぐ傍にあるので屋号に「山」がついているようだ。
それだけ。
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■岐阜駅南口で飲む。

岐阜駅周辺の南北格差は大きく、北口(長良口)周辺は繁華街だが、南口(加納口)は飲食店も小売店も非常に少ない。この日の宿は、その南口から徒歩5分くらいの場所にある。

取り敢えずチェックインして、あまり期待せずに近所で夕食処を探していると、いかにも地元民ご用達的な渋い居酒屋を発見。
しかも、看板の「達磨正宗」と「お茶漬け」が魅力的だ。
思わずc氏と顔を見合わせ、どちらからともなく「入ろう」という意見で一致。

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残念ながら達磨正宗は無かったが、酒は剣菱だったので満足。
お茶漬けも無かったが、料理は何食っても旨かったのでこれまた満足。
常連さんとお互いの旅行の話しをしたりして、非常に楽しい時間を過ごした。

この日は朝から体が重かったうえに、自転車のトラブルで多少気疲れもあったので、夜の安らぎを得たことがとても有り難かった。。。

<了>