人の見のこしたものを見るようにせよ。

すべての道は地理に通ず。

掛川、菊川、川根【GW後半ファミリー旅行 in 静岡:1日目】

兵庫県在住の母が「孫たちと遊びたい」というので、双方の中間に当たる静岡県で三世代ファミリー旅行を企画した。
我々家族一行は、地元伊勢原市でレンタカーを借り、合流地点の掛川駅を目指す。

■昼食と蓬莱橋

妻が「さわやかでハンバーグを食べたい!」というので、さわやか島田店に11:30に行ってみたが、案の定90分待ちとか。。。

これは想定内っつーことで、もう一方の静岡県ローカルファミレスの雄?「五味八珍」へ。
すんなり入れて、ゆったり気楽に昼食を取った。良きかな。良きかな。
五味八珍は子連れへのホスピタリティがむっちゃ高いので、ファミリー層にオススメしておく。

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食後の腹ごなしに、大井川に架かる蓬莱橋へ。
全長897.4m、幅2.4mのこの橋は、「世界一長い木造歩道橋」としてギネスブックの認定を受けているらしい。
伸びやかな橋梁、そこから眺める広々とした河原、遠くに富士山、楽しげに行き交う人々、心がなごむ素晴らしい風景だ。

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後から調べて知ったことだが、この蓬莱橋は、南岸の牧之原台地の茶農家が、北岸の島田に買物に行けるようにと建設されたらしい。

南岸の風景はこんな感じ。

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■掛川と菊川

掛川駅に移動し、母と兄をピックアップ。
家族向けに「掛川花鳥園」に向かうも、入場1時間待ちっつーことで回避を即決。
セカンドチョイスとして予め調べておいた「22世紀の丘公園」に向かう。
子供は大型遊具でしこたま遊び、大人はのんびり休憩して満足。

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その後は大人の買物タイムっつーことで、母のリクエストでお茶屋さん、自分リクエストで酒蔵に立ち寄る。

通りすがりに入ったお茶屋さんは老舗のようだが、子連れでも問題なく迎え入れてくれた。
全員で掛川名物「深蒸し茶」をテイスティング。
煎茶道を教えている母は、店員さんと楽しげにお茶談義を交わす。

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菊川の「森本酒造」は、親子二人で造っている小規模酒蔵で、この日に対応してくださったのは息子さんだった。
第一印象は無愛想だなーと感じたが、それと裏腹に質問に対して丁寧に答えてくれて、最終的にはとても良い買い物ができた。

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後日談

森本酒造では、レギュラーの特別純米と、15年モノの常温長期熟成酒を購入した。

特別純米の方は、わざとらしい味の出っ張りが無く、穏やかな旨口。
常温長期熟成酒の方は、やや甘口、ナッツ感とカラメル感があって適度に複雑。

いわゆる「静岡吟醸」っぽくない、自分好みの味わいだ。
じっくりと楽しみたい。

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■農家民宿いつか

島田経由で大井川を遡り、山奥にあるこの日の宿に向かう。

我が家の家族旅行では「農家民宿」に泊まるのが定番となっている。
地元の料理が食べられる、地域の人と触れ合える、値段お手頃、子連れウェルカムなところが多い等々、我が家のニーズにピッタリなのだ。

まずは、この日の宿「農家民宿いつか」周辺の素晴らしい風景をご覧くださいませ。

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ここの宿は、お客さんが夕食の準備を手伝う決まりになっている。
明るいおかみさんと色々話しながら、料理を盛りつけたり、食卓に運んだりと楽しく過ごす。

そして、山の幸と自家栽培野菜が盛り沢山の夕食。
野菜ちらし寿司、猪の煮付け、山菜の煮物、サツマイモとカボチャの天ぷら、梅そうめん。
見た目のボリュームに驚いたが、どれも自然な味付けだったのでほぼ完食できた。
大満腹。大満足。

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地元の事情を聞きながら翌日の予定を立て、気分良く床に就く。

<続>