佐渡ファミリー旅行記【1日目:二ツ亀、大野亀、佐渡発酵、戸中集落】
佐渡へ家族旅行に行ってきたので、そのレポートを書いて行く。
大充実の旅行だったので、たぶん3回くらいのシリーズになると思われる。
佐渡はいちおう二回目だが、前回は日帰り出張で、ざっとドライブして寿司食って帰ったという感じだったので、ほぼ初めてと言ってよいだろう。
今回の全体計画は以下の通り。
- 0日目:夜にレンタカーを借りて新潟港まで移動
- 1日目:フェリーで佐渡上陸→大佐渡(佐渡島北部)周遊
- 2日目:国仲平野と佐渡金山周遊
- 3日目:小木、宿根木界隈周遊→復路移動
では早速、初日の様子をどうぞ。
■佐渡汽船
木曜日に仕事を終えた後、レンタカーを借りて出発。
深夜は渋滞が無いし、息子らは車内ですやすや寝てくれるので、至極順調に新潟港まで到着。
朝66時ちょうどに新潟港を出航して、佐渡の両津港まで2時間半の船旅。
フェリーで仮眠を取ろうと思っていたのだが、元気いっぱいの息子らに絡まれて一睡もできず。。。
まあ、父ちゃんもフェリーではじっとしていられない派なので、景色を眺めたりカモメと戯れたりでなかなか楽しかった。
■二ツ亀海水浴場
両津港に降り立って、まずは、妻が絶対に行きたいと言う「二ツ亀」に向かいますよ。
車で1時間くらいの道のり。ここは妻に運転してもらって仮眠タイム。
起きて車を降りたら、そこは素晴らしい景色。
たっぷり3時間近く、家族で海水浴をして過ごした。
父ちゃんは今ひとつテンションが上がらんかったが、後から振り返ってみれば、前週の激務から徹夜運転で、少々疲れていたのかもしれない。
■大野亀
遊んでお腹が減ったので、昼食にしましょうかね。
この界隈は飲食店がほぼ無いので、いかにも観光客相手の食堂で海鮮丼を頼んだのだが。。。
これが実にちゃんとしていて、佐渡の魚介力の高さを思い知らされた。
そして、名所の「大野亀」を散策。
次男をベビーキャリアに乗せて頂上まで登る気満々だったのだが、通行止めとのことでやや消化不良。。。
海岸の崖の上に出ると、先ほど遊んでいた二ツ亀が良く見える。
この角度から眺めると、まさにその名の通りの形だ。
ここで小トラブル発生。
自動車にスズメバチのような昆虫がたかり始めて、移動してもついて来るし、虫よけスプレーも全く聞かない。
地元の人に聞いてみると、コイツはアブの仲間で、自動車の熱と排気ガス(二酸化炭素)に反応してたかるらしい。
というわけで、夏の佐渡旅行では、自動車のエンジンはこまめに切りましょう。。。
■外府海岸と佐渡発酵
佐渡北西部の「外海府海岸」は、ひたすら荒々しくも美しい海岸風景が続く。
意外だったのが、「隙あらば田んぼ」という感じであちこちに棚田があって、しかも耕作放棄地がとても少ないことだ。
この辺りは車窓風景が雄大で、なおかつ適度なアップダウンとカーブがあるので、ドライブがすこぶる楽しい。
そして、どぶろくを造っている「佐渡発酵」に立ち寄り。
ここは「生もと造り・三段仕込み」の本格的などぶろくで有名らしい。
ドライバーなので、ノンアルコールの甘酒だけ試飲して、ご主人の詳しい商品説明を頼りにどぶろくを購入。
試飲した冷やし甘酒がめっちゃ美味しかったので、それも買えば良かったかと少々後悔。。。
■戸中集落
さらに外海府海岸を南下し、事前に目を付けていた「戸中集落」に立ち寄る。
いやー、ここは素晴らしい!ハイパー素晴らしい!!
斜面にへばり付く集落の立地、佐渡らしい黒っぽい板壁の家屋、観光客を全く想定していない日常の風情に心が洗われる。。。
縁側で涼んでいたおっちゃんに「素晴らしい風景ですね!」と伝えたら、ちょっと嬉しそうに「こんなん坂に家があるだけやで」だって。
気に入ったのでお金を落として行きたかったのだが、商業活動が全く行われていないので、残念な思いで集落を後にした。
■農家民宿「植えた」
朝からたっぷり遊んだので、この後は、千畳敷でカニを追いかけたり、おやつを食べたりと寄り道をしつつ、早めの16時半に宿に到着。
今回は佐渡の中心部にある 農家民宿「植えた」に連泊することにした。
宿については別途書くつもりだが、ここは部屋良し、飯と酒良し、人柄良しで、最高に寛ぐことができた。
素朴で美味しい夕食と自家製どぶろくを満喫し、妻子と一緒に20時に寝落ち。。。
(参考)この日のドライブルート
<続>