人の見のこしたものを見るようにせよ。

すべての道は地理に通ず。

「千羽鶴の会」アンケート公開回答

友人congiro主催の「千羽鶴を醸す佐藤酒造の(将来的には恐らく)次期杜氏となるであろう、あの佐藤俊一郎氏を取り囲み明日の清酒界に思いを馳せ大いに飲み語る夕べ。」(略して「千羽鶴の会」)に行ってきた。

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レポートは張本人のblogをご覧くださいませ。

自分はイベントでは後先考えずに楽しみたいクチで、いつも通り全く記録などを取っていない。
それどころか、他の皆さんが真面目に書いていたアンケートすら放ったらかしにしていた。

帰宅してふと我に返り、そのことに若干の後ろめたさを感じたので、この場を借りて公開回答していく。

なお、当日のお酒ラインナップは以下の通り。

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アンケートは全部で6問。
順番に書いてゆく。

1.久住の千羽鶴を知っていましたか?

congiroのブログを読んで知っていたが、飲んだことはなかった。
なお、今年1月の大分旅行で購入未遂があった。

2.この会はいかがでしたか?

むっちゃ楽しかった。
その理由は下記ツイートの通り。

twitter.com


3.『久住の佐藤祐輔』こと佐藤俊一郎氏はどうでしたか?

穏やかで謙虚な方だった。
勝手なイメージだが、生もとを造っている人っぽくない。

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4.気になったお酒を番号か名称でお答えください。またその理由もお書きください。

まず、山廃純米(新酒と友人の自家熟成の両方)が素直に旨いと思った。
山廃らしい酸とジューシーさが分かりやすくて、まず人に薦めるならこれかなと思う。

そして、一番気になったのは、生もと純米火入れの新酒。
最初のテイスティングの時は、硬いけどガッチガチという程ではなく、その一方で味わいは淡白、お燗しても劇的な変化もなく。。。という感じで、あまり印象に残らんかった。

その後、佐藤さんに直接この酒について伺うと、「上槽直後に利いた時、あれ?生もとなのにこんなもんなの?」と思ったとのこと。
このコメントで何故か興味が再燃して、生もと純米火入れを効き直してみると、確かに静かではあるものの、決してボヤけてはいないと感じた。

自分の好きな生もとの熟成酒、例えば「睡龍」「旭菊」「白鷹」とかは、共通して「締まった」感じがあって、そこが気に入っている。
もしかすると、千羽鶴の「ボヤけていない」感じは、熟成を重ねると「締まった」感じに化けるのではないか。
そういうふうに勝手に想像したので、育成枠で購入して自家熟成してみようと思っている。

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5.気にならなかった素通りしてしまいそうなお酒を番号か名称でお答えください。またその理由もお書きください。

「春陽の郷 純米酒」。
穏やかなネーミングに興味がそそられなかった。
というか、どこの蔵でも変化球的なネーミンの商品はあまり飲まない&買わない方なので。。。

6.酒の感想や叱咤激励罵詈雑言等、未来への糧となるので何でもお書きください。

イベントの主催者が「何でもお書きください」というのだから、遠慮なく書くぞ。

まずは、当日に頂いた佐藤酒造のパンフレットの写真を見て頂きたい。

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商品アイテム数は多いが、ただの羅列でどうやって酒を選べば良いか全く分からない。

あの「山口の山奥の小さな酒蔵」は、「全量純米大吟醸」とか「全量山田錦」に特化している。
あの「北の佐藤」は、「全量純米」とか「全量生もと造り」に特化している。
そんな中で、これらよりはるかに小さな「千羽鶴」が、中途半端な多角化戦略で良いのだろうか?

そして、当日の佐藤さんの話からも、「こういう酒を造りたい」「どう人に飲んで欲しい」というメッセージが伝わってこなかった。

今回は「お客様の声を聞きたい」ということで、自己主張は控えていたのかもしれない。
でも、客の意見を引き出すためには、まず自分のメッセージをぶつけてほしい。

別に能弁になれと言うのではない。むしろ、今の朴訥とした感じでパワーのあるワードを吐き出してほしい。

次にお会いする時は、佐藤さんからの熱いメッセージを受け取りたい。
そして、さらりと「いやいや、違うでしょ」と受け流したい(どないやねん…)。

瓶の中身に関しては、個人的には生もと・熟成方面で頑張って欲しいと思っている。
でも、こんないちドランカーの意見は気にせず、己が信念の方向に邁進してくださいませ。
こちらは勝手に、そして全力で遊ばせて頂きます。

というわけで、佐藤さん、そして「千羽鶴」の今後にむっちゃ期待しております。


最後に、千羽鶴の公式どうぞ。
久住千羽鶴 佐藤酒造株式会社 大分県竹田市 日本酒

<了>