ウイスキー趣味のその後
このblogを書くに当たって最も大切にしていることは、「その時々の己が欲望に忠実であれ」ということだ。
なので、記事に一貫が無いとか、伏線を回収できていないとか、そういう細かいことはあまり気にしない。
ということで、前回「酒メインの記事をスッパリ止めてしまおうかなー」と書いた直後にも関わらず、ウイスキーの記事を書いてしまった。
■三か月前の記事とその後
以前、700mlで1000円台の安いブレンデッドウイスキーについて、次のような記事を書いた。
wassy1974.hatenadiary.jp
あれから約三ヶ月、この記事を書くために買い集めた安物たちはどうなったのか?
→自家ブレンドしてハイボール専用にしたが、飲み切れずにまだ半分以上残っている。
では、夏の間はあまりウイスキーを飲んでいなかったのか?
→いいえ、ガンガン飲んでおりました。
ということは、もっと高いウイスキーを飲んでいたのか?
→はい、その通りでございます。
■現在自宅で飲んでいるウイスキー
現在のラインナップは以下の通りで、いずれも700mlで5000円前後の価格帯だ。
以下、右から順の簡易レビュー。
トバモリー10年
<スコッチ、シングルモルト>
twitter.comトバモリー10年。潮辛さと焼きりんごフレーバー。若さはあるが相当旨いんじゃないですかね? pic.twitter.com/aN3HBtoGmJ
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年9月2日
スプリングバンク10年
<スコッチ、シングルモルト>
twitter.com帰りがけに「スプリングバンク10年」を買ってきた。キャンベルタウンのスコッチを自宅で飲むのは初めてなので、じっくり味わいたい。 pic.twitter.com/yzQC35cmNM
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年9月13日
twitter.comスプリングバンクは「飲む香水」という異名があると聞いて、飲む前はくすっと笑いたくなる気分だったが、飲んでみて真顔になった。こりゃあマジで「飲む香水」だわ。。。
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年9月14日
タリスカー10年
<スコッチ、シングルモルト>
twitter.comというわけで、タリスカーに移行しております。この独特の潮っ辛さと、氷が溶けると顔をのぞかせる甘味がタマらんのよね。。。 pic.twitter.com/wAFAF2AQHJ
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年7月18日
twitter.com「定番=癒し」やな。 pic.twitter.com/yvRbVkwC2E
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年10月15日
ベンリアック10年
<スコッチ、シングルモルト>
twitter.comリカマンでコスパが良いと奨められた「ベンリアック10年」。確かにシェリー樽風味とバーボン樽風味のバランスが絶妙で、10年熟成とは思えない円熟味がある。僅かにピリッとした潮気を感じるのも好感が持てる。 pic.twitter.com/xHSYtlcdOT
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年7月6日
レッドブレスト12年
<アイリッシュ、シングルモルト>
twitter.com週末まで我慢仕切れずに開けてしまった「レッドブレスト12年」。以前から飲んでみたかった、アイリッシュウイスキー伝統のシングルポットスチル製法。これは濃い。ゴツい。そしてほろ苦い。今まで飲んだスムーズな定番銘柄とも、エステリーなティーリングとも、全然違う個性があって非常に面白い。 pic.twitter.com/ScxdtMWZLL
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年2月27日
twitter.comレッドブレスト12年をついに飲み終えた。こいつはストレートはもちろんハイボールも良いので、夏にむけてまた買おうと思う。出会えて良かった。 pic.twitter.com/UXQKJOyvgL
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年4月21日
富士山麓シグニチャーブレンド
<ジャパニーズ、ブレンデッド>
twitter.com「富士山麓シグニチャーブレンド」を開栓。現時点では、これは良質の「ジャパニーズバーボン」という印象。樽に由来するバナナっぽいエステル、グレーンの甘味、そして一番面白いのはライ麦のようなスパイシーな辛さ。果たしてレギュラーの4倍の値段に相応しい価値があるか、じっくりと楽しみたい。 pic.twitter.com/dSsJdDShNo
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年9月16日
フロム・ザ・バレル
<ジャパニーズ、ブレンデッド>
twitter.com各方面で「コスパ最高」と絶賛されているニッカ「フロム・ザ・バレル」。甘口で円やか、そこそこ奥行きもある感じ。そういうバランスの良さがブレンデッドウイスキーの本懐であることは理解しつつも、あくまで自分としては「退屈」と評したい。 pic.twitter.com/QQXqBXr9n7
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年9月29日
(※辛口のコメントを書いているが、相当美味いと思う。)
自分の好み度は、
スプリングバンク
>トバモリー=レッドブレスト
>タリスカー
>>>ベンリアック
>フロム・ザ・バレル=富士山麓
という感じ。
飲み方は色々だが、基本はストレートかトゥワイスアップで、「タリスカー」と「レッドブレスト」はハイボールの出番も多い。
5000円のウイスキーをハイボールというと「勿体ない」と言われそうだが、美味いのだから仕方がない。
■1000円台と5000円前後では、何がどう違うのか?
まだまだウイスキー初級者ということもあって、この違いを言語化することは非常に難しい。
そもそも、5000円組はそれぞれの個性が際立っており、グループ化して語ることが適切ではないかも知れない。
それでも敢えて書くならば、5000円組には、1000円組では得られない「香りの爆発力」がある。
ごくたまーに、バーでもっと高いヴィンテージウイスキーを飲むと、香りが爆発して体を駆け巡り、黙ってずーっと余韻に浸りたくなることがある。
1000円組からそのような世界は想像できないが、5000円組なら「さもありなん」と感じることができる(特にスプリングバンクは秀逸だと思う)。
だから、自然と5000円組に手が伸びてしまうのだろう。
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という訳で、現在のウイスキー趣味の中心は「700mlで5000円前後のスコッチ&アイリッシュウイスキー」に移行しております。
この先に何がある分からんが、ボチボチウイスキーを飲み続けて行きますよー。
<了>