人の見のこしたものを見るようにせよ。

すべての道は地理に通ず。

記念日にかこつけて色々と飲み食いしてきた。

タイトル通りでございます。

あとは適当な文章と写真をどうぞ。

 

◼️ポルトガル料理「クリスチアノ」

代々木公園の近くに「クリスチアノ」という有名なポルトガル料理店があって、行ってみたいと思いつつも「お子様連れ不可」なのでチャンスが無かった。

今回は某記念日っつーことで、息子ズを妻の実家に預かってもらい、夫婦で念願の初クリスチアノでございます。

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グラスワインのリストを眺めると、スティルワインはよりも酒精強化ワインの品数が豊富だった。

そこは開栓後の品質管理の容易さ故でしょうな。

せっかくなので、ルビーポートとマデイラ(ヴェルデーリョ)をチョイス。

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あとは料理の写真を並べておく。

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いやー、よう食べました。

どれも割かしシンプルな調理法で、塩、油脂、ハーブ&スパイスをガッツリ利かせた感じ。

何となく、日本の居酒屋料理に近いアプローチかなーと。

特に印象深かったのは、豚の血が入った炊き込みご飯みたいなやつ(ルビーポートと合う!)、歯ごたえと臭みが適度に残った穴子の唐揚げ、正体不明のハーブorスパイスをやや過剰に感じるウサギの煮込み、とかその辺り。

 

店内はワイワイガヤガヤと賑やか。カウンター席もあって、使い勝手は良さそう。

カジュアルに本場っぽい味を楽しめるっつーことで、人気があるのも頷けるなーという感じでございました。

 

◼️西荻窪の日本酒バー「をかしや」

その後、荻窪に流れて二軒目。

武蔵関の酒屋「大塚屋」のご主人から推薦された「をかしや」へ。

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バーかスナックの居抜きと思われる空間だが、店主が女性ということもあって、全く場末感はございませんね。

先客の常連さんが席を詰めてくれたお蔭で、ギリギリ2名で滑り込めた。

 

お通しはトムヤムクンっぽい感じのスープ。日本酒とエスニックというのは最近のトレンドですかね。

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ここの売りは「日本酒と和菓子のマリアージュ」と聞いていたので、練り切り(ゆず)とオススメの日本酒を頼んでみた。

練り切りを目の前で作ってくれて楽しい。

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それに合わせる日本酒は、何と「僕たちの新政!」の酸っぱいやつ。

どうでも良いが、何となく新政は「僕たちの」という枕詞をつけたくなる。

その一方で、自分の好みは「俺たちの」という枕詞が似合う日本酒だったりする。

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この組み合わせは面白いなー。

練り切りを食べた後に新政を口に含むと、甘味が相殺されて酒に一本筋が通ったように感じる。

以前、千駄木の「薫風」で、柚子の和菓子と木戸泉を合わせて良かったことを思い出した。木戸泉も酸が強いから、同じようなセオリーかもしれんね。

 

連れの方は、桜餅と、惜しまれつつラベルが改悪(?)された「にいだしぜんしゅ」。

蔵の姿勢と瓶の中身が好きなだけに、未だに新しいラベルに納得できておりませぬ(なので写真をぼかしておく)。

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これは両者の甘味が手を携える感じで、確かに相性が良い。

 

この後、店主と常連さんとポルトガルのこと、大塚屋さんのこと、粕取焼酎のこと等々で盛り上がった。

話の弾みで獺祭の煎餅を頂いたが、そのお味は「これ…サラダソフトとちゃうん?」という感じ。

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良い気分で切り上げて店を出ようとすると、窓際に何かがある。

一瞬置物かと思ったが、まさかの生ミミズク。「ある」じゃなくて「いる」だった。

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かわええのう。。。

 

この日はこれにて解散。

気になっているが一人では行かないであろう店に行けて、とても良い機会だった。

連れは息子ズを預けている保谷の実家へ、わっしー氏は予約してある荻窪の「旅館西郊」へ向かったとさ。

 

続きは別のエントリで。

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<了>