「南アルプスあぷとライン」に乗る【GW後半ファミリー旅行 in 静岡:2日目】
この日の最大の目的は、大井川鐵道の「南アルプスあぷとライン」に乗ることだ。
前夜に宿のおかみさんと相談し、GWの混雑を避けるために8時前に出発すると決めた。
■「農家民宿いつか」の朝
まずは恒例の早朝散策。
前日に目を付けていた集落裏手の急傾斜茶畑に登ろうと試みるも、道が見つからない。
近づいてみると農作業用ケーブルカーを見つけたが、これで人も登れるのだろうか?
朝食はこれまた贅沢山の幸&ボリューム満点。三世代でモリモリ食べて完食。
そして、自家栽培の小豆とお茶を使ったおはぎ作り体験。
小豆まで自家栽培かと驚いて尋ねると、「北海道産大納言小豆を買ってきて畑に撒いたら収穫できた」そうな。
おおらかで良いな。
最後に「いつか」という名前の由来を聞いてみたら、「いつか行きたいという未来、いつか行ったねーという過去、両方の意味があって好きな言葉だから」と。面白い。
ここはまた来たいし、田舎の素朴なおもてなしが好きな向きにはオススメする。
■千頭駅までの道中
7:45に出発し、大井川鐵道に沿って千頭駅までドライブ。
先を急ぎつつも、一カ所だけ木造駅舎に立ち寄って写真に収める。
ノスタルジー満点。
■南アルプスあぷとライン
順調に進み、8時45分に千頭駅に到着。
第一便の発車までまだ30分くらいあるが、早くも人が並んでいる。
我々もまずまずの順番で並び、良い座席を確保できた。
肝心のあぷとラインは、トロッコ列車にガタゴト揺られること自体が楽しいうえに、車窓の大自然が素晴らしい。個人的には、ダムとか橋とかの土木構造物も見物だった。
家族一同大興奮で、乗車時間の70分があっという間に過ぎてしまった。
■接岨峡温泉→奥大井湖上駅ハイキング
あぷとラインで終点まで行かず、途中の接岨峡温泉駅で下車。
そこから橋がたくさんある遊歩道を巡り、隣の奥大井湖上駅へと向かう。
奥山の長閑とした風景、清流と滝、綺麗な空気が素晴らしい。
奥大井湖上駅から復路のトロッコ列車に乗り込み、ゆったりと千頭駅に帰着。
自分も楽しく、家族はそれ以上に楽しんでいたので、ファミリー旅行で来た甲斐があった。
■梅ケ島温泉郷へ
この日の最大の目的を達成したものの、宿までは距離があって2時間半くらい運転せにゃならん。
道中でおはぎを食べたり、峠の茶屋的なところで休憩したりしつつ、17時過ぎに梅ケ島温泉郷に到着。
温泉に浸かり、山盛りクレソン鍋を食べ、ゆったりと過ごす。
この日は次男の2歳の誕生日だったので、道中で買ったケーキでお祝いをして、めでたく就寝。
おやすみなさいませ。
<続>