人の見のこしたものを見るようにせよ。

すべての道は地理に通ず。

大崎市・登米市界隈で主に息子らを遊ばせる。【秋の三連休・宮城ファミリー旅行記(2日目の日中)】

家族旅行の二日目。
この日は主に家族孝行で、合間にちょいちょい父ちゃんも楽しもうという算段でございます。

■感覚ミュージアム

まずは、妻子のリクエストで大崎市岩出山にある「感覚ミュージアム」へ。
この日は隣接地で「バルーンフェスティバル」が開催されていたこともあって、かなり賑わっておりました。

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息子らは走り回ったり絵を描いたりで、楽しげに過ごしていた。

肝心の美術館はと言うと、うーん。。。としか言いようがない。
自分よりアート方面に詳しい妻に聞いてみると、「(現代アートで有名な)直島もこれに毛が生えたくらいのもんだよ」と。

父ちゃんは、はっきり言って退屈でした。はい。。。

■大崎市松山「華の蔵」

気を取り直して、同じ大崎市内と言いつつも、車で40分ほど離れた松山地区の 「華の蔵」 へ。
ここは市の施設だが、あの「一ノ蔵」が指定管理者として運営している。

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さすがは地方大手の雄「一ノ蔵」。圧巻の商品力。

小さな地酒蔵を応援するのは当然として、個人的には「一ノ蔵」「福光屋」「立山」「真澄」あたりの地方大手も、安定供給と新しいチャレンジが両立できそうだっつーことで注目している。

実際に「一ノ蔵」は、定番商品に加えて、スパークリングの「すず音」とか、低アル甘口の「ひめぜん」とか、古酒入門に最適な「招膳」とか、個性的な商品を次々と世に送り出している。

今回は、マデイラワインの製法を取り入れた「までな」という加温熟成酒を買った。



買い物の後、すぐ隣の「酒ミュージアム」には入らなかったが、その片隅にあるちょっとマニアックな物件を鑑賞した。
この小さな客車は、かつてこの界隈で走っていた「人車鉄道」、つまり人が押す鉄道の復元模型だそうで。

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最後に、近くの街並みをちょこっとだけ散策。

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事前の計画では、隣町にある「真鶴」の田中酒造店で買物をする気満々だったが、土日休業ってことでこちらに回った。

とは言え、目当ての「までな」を買えたので、まずまず満足だった。

■「平筒沼ふれあい公園」とその周辺

宮城県北部の大崎市・登米市界隈は沼地が多く、冬になるとシベリアからハクチョウなどの水鳥がたくさんやってくる。

午後は息子らにハクチョウを見せてやりつつ、公園で遊ばせようということで、登米市の南端にある「平筒沼ふれあい公園」に向かった。

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なかなか良い造形の滑り台。
感覚ミュージアムよりこちらの方が…とか言ってはいけませんね。

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水鳥もたくさんおります。
息子らは餌(パンくず)を投げて、水鳥たちによる仁義なき奪い合いを楽しげに眺めていた。

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どこにでもいるオナガガモだが、餌取りで一斉に潜水する様子が可愛らしい。

たっぷり遊んでから車で移動していると、ちょうど餌場(田んぼ)からねぐら(沼地)に帰ろうとするガンの群れを発見。

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壮観ですな。

以上で、昨晩から滞在していた大崎市・大登米市エリアを脱出。

この界隈はいわゆる観光地は少ないが、北上川が作り出した沼地(氾濫原)、昔の人が沼地を開発して出来た広大な田んぼ、沼地と田んぼを行き来する水鳥、田んぼで出来る美味いササニシキ、さらにそれを加工した日本酒というふうに、相互の繋がりを感じながら様々な地域資源を体験できて良かった。

■宿までの道中

平筒沼の後は、ちょいちょいと寄り道をしつつ、石巻市雄勝にある宿へと向かった。
道中の写真を適当に貼っておく。

まず、涌谷町にあったちょっと格好良い廃屋から。

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続いて、JR石巻線の前谷地駅。

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ダイレクトな店名の食堂。入ってみたかった。

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最後に、道の駅「上品の郷」で休憩。

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ここは世間ではそこそこ評価が高いようだが、個人的にはあまり好みではなかった。
施設は立派だが、広いスペースを無理やり埋めるために、玉石混淆の商品をかき集めている感じがする。

宿については次回書くことにする。

<続>