令和元年GW三世代旅行記【中編:農楽里ファーム連泊】
三世代旅行記の続き、
2日目の夕方に長野市大岡の「農楽里(のらり)ファーム」へと到着して、ここからが旅行の本番。
今回も写真多め(約60枚)なので、ご理解の程よろししゅう。
■農楽里ファームについて
まずは、建物の様子をどうぞ。
古民家の2階がまるまる宿泊スペース、1階がオーナーさんの住居となっている。
一日一組限定なので、我々のような小さな子供連れでも気兼ねなく楽しめる。
ここの農園は、有機・無農薬・自然農法などを売りにしていて、食事もビーガン(ピュア・ベジタリアン)メニューとなっている。また、寝具やパジャマがオーガニック素材だったり、色々とこだわりがある。
とは言え、宿の方からはそういう思想の押しつけは全く感られじず、例えば「昼食にジンギスカンを食べに行ってきます!」と伝えても、あっけらかんと「お腹いっぱい食べてきてね~」と送り出してくれる。
宿泊代は一泊二食で一万円少々と、農家民宿にしては若干高いが、我が家はクオリティに大満足しているので全く気にならない。
詳細はウェブサイトをどうぞ。
有機・無農薬・自然農法の古代米や雑穀、米、野菜などをお届けし ます。【農楽里(のらり)ファーム】
■一回目の夕食
夕食は、母屋の隣にある、土蔵を改装したカフェスペースで取る。
前にも書いたようにビーガン(ピュア・ベジタリアン)メニューなので、肉はおろか、魚も、乳製品も、卵も無い。
それでも、野菜と穀物を使って上手くボリュームを出しており、十分満足感はある。
部屋が暗めだったり息子ズに邪魔されたりで、写真がピンボケになってしまったが、いちおう載せておく。
ふき味噌、ノビル、コゴミ
野草が入ったサラダ
長芋とセリの炒め物
コシアブラの炒め物
大豆のハンバーグ
小田原産の柑橘のゼリー(これだけ地元食材でなかったが、家から近い小田原産ということで嬉しかった。)
母親はだいぶ疲れた様子だったが、夕食を食べて元気を取り戻してくれた。
もちろん、他の皆&自分も大満足だった。
夜に星を見てから寝ようと思っていたが、運転疲れでまたもや息子ズと一緒に21時に寝てしまった。。。
■一回目の朝食
おはよう大岡モーニング!
農楽里ファームがメインにしてハイライトなら、朝食はその中のクライマックスなのだ。
この朝食を目当てに農楽里ファームを訪れていると言っても過言ではない。
御託はさておき、まずは写真をご覧下さいませ。
いやー、写真でもこの魅力は伝わり切らないかもしれんねー。
もちろん食べ物も美味しいが、それよりも何よりもこの空間ですよ。
本当にこのテラスでの朝食はプライスレス。
2年ぶりに味わえて本当に良かったし、母&兄も大変喜んでくれた。
先日ここに泊まったイギリスからの旅人が、日中ずっとこのテラスで読書をして過ごしていたらしい。
そうしたくなる気持ちは良くわかるなー。
■山菜採り
この日の午前中は、宿の方の案内で、近所を歩きながら山菜採り。
大人は採集に精を出し、息子ズはカエルとかを追いかけて遊びという感じで、とても楽しく過ごした。
という訳で、釣果。
ノビル、セリ、葉ワサビ、コゴミ、タラノメ、ヤマウコギ、ツクシ、ヨモギ。
これらを夕食の材料にしてもらうのだ。
■昼食と遊ばせタイム
昼は車で15分くらいの信州新町に出かけて、名物のジンギスカンを食べた。
家族連れなので、無難な感じのレストランを選んだが、ここの羊肉(サフォーク種)はなかなか美味しかった。
その後は、息子ズの遊ばせタイム。
レストランのすぐ裏が公園&河川敷と、親子連れに優しい仕様になっております。
但し、遊具はそんなに大したことなくて、息子ズは短時間で飽きてしまったが。。。
■二回目の夕食
そして、二回目の夕食。
自分たちで採った山菜がメイン。
この日も写真の出来は良くなかった。。。
(というか、単に腕が悪いだけ?)
煮物
野草入りサラダ
おから
ヤマウコギ
ここから天ぷらまつり!
タラノメ
コゴミ
コシアブラとツクシ
コシアブラ第二弾(うまい!)
セリ
〆は、ご近所の達人が打ったという十割そば。
香り高く、とても十割とは思えないスムーズさだった。
これは都内の一流店レベルか?
この日は持ち込んだワインを空けて、ちょっとだけ宿の方と一緒に楽しんだ。
妻が気に入っている、岡山の「コルトラーダ」。
はい、満足、満足、大満足でございますね。
ごちそうさまでした。
この後は三世代でカードゲームで盛り上がってから、気持ちよく床に就いた。
旅行はまだあとちょっとだけ続く。
<続>