人の見のこしたものを見るようにせよ。

すべての道は地理に通ず。

草津よいとこ一度はおいで。

以前「僕らの酒」で一緒に酒米を作っていた仲間たちと、草津温泉へと一泊二日の旅行に出掛けて来た。

我が家はファミリー4人でレンタカーに乗って、朝の8時半に出発。

 

◼️道の駅で田舎蕎麦を食らう。

最初の目的地は、群馬県中之条町の「道の駅 霊山たけやま」。

道中で事故渋滞が2箇所もあって、約1時間遅れのお昼時に到着。

早速、道の駅にある「そば処けやき」で田舎蕎麦&舞茸の天ぷらを食らう。

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この「けやき」は、蕎麦の良し悪しが分からない自分が贔屓にしている数少ない蕎麦屋で、今回で4回目の来訪となる。

ここの田舎蕎麦は「わしわし、がつがつ、もりもり」と食べる感じで、めっちゃ気に入っている。

また、味わいに加えて、立地が微妙かつコンテンツが地味なせいか、いつ来ても混んでいないのも良い。

 

蕎麦と言えば、今日では「こだわり」とか「洗練」のようなイメージが定着しているが、元々は真逆で、米が取れない山間部で食いつなぐための常食だった。

自分は「けやき」の蕎麦にこのような原初性を感じて、勝手に気に入っている。

 

いやー、旨かった。満腹。満足。

 

◼️草津温泉で花火と夜の散歩を楽しむ。

この時点でかなり草津温泉に近づいていたが、長男が車酔いを発症したのでゆっくり移動して、草津温泉への到着が15時くらいになってしまった。

 

草津温泉はこれまで何度か近辺を通り掛かっていて、日帰り入浴はしたことはあるが、宿泊するのはお初でございます。

 

スキー場で1時間ちょっと息子らを雪遊びさせて、友人が予約してくれた宿にチェックイン。

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宴会ができれば良いっつーことでリーズナブルな宿を選んでくれたが、部屋からの眺めは素晴らしかった。

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この日は夜に花火があって、ベランダはまさに特等席

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せっかくなので、夜の散歩っつーことで「湯畑」のライトアップを見に行った。

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寒かったので短時間で退散したが、もうもうと上がる湯気がライトによって浮き立ち、草津らしい「景」が演出されていてとても良かった。

 

◼️翌朝の散歩

翌朝も早起きして散歩。前日とほぼ同じコース。

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うむ、正直言って夜の方が断然良い。っつーか、見る順番を間違えたか。。。

これが最初なら感動できたに違いない。きっと。

 

さらに街並みを歩く。

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高低差とカーブがあってエエっすな。

 

草津温泉の中心街は、狭いすり鉢地形の底に当たる。

決して古い建物が多い訳でも、デザインが統一されている訳でもないが、湯畑を中心とする狭い範囲に中小規模の建物がひしめくことによって温泉地らしい風景が形成され、なおかつ賑わいが分散されずに凝縮している。

そして、真ん中に湯畑という確固たるシンボルがあって、これが渦のように観光客を引き寄せる。

 

草津温泉の魅力は、湯畑を中心とする中心街のフィジカルの風景にこそあるのだろう。

 

ここ最近、観光の分野では「モノ消費からコト消費へ」という意味不明のフレーズが流行しているが、やはり観光の本質は「目に見えるモノ」であって、「良質なモノがあってこそコトが生きる」と、草津温泉を訪れて再認識した。

 

◼️帰途&帰宅後

その後は、淡々と朝食を取り、息子らを雪遊びさせ、関越道の渋滞を避けるため早目に帰りましたとさ。

 

道中で特急列車と並走して、息子ら大はしゃぎ。

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中之条の「ひのや酒店」で、いま話題の土田酒造「土田 山廃酛×菩提酛」を買ってそこそこ満足。

その後、何気なく立ち寄った渋川のスーパーで、同蔵のレギュラー「誉国光 山廃純米」が置いてあってテンション上がった。

やはり、旅先で買う酒は地元住民向けのレギュラーでなくては。

 

帰宅後、鶏肉とかセリとかで鍋を作って、早速買ってきた土田酒造ズを楽しんだ。

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酒も鍋も大変美味しゅうございました。

 

今回の旅行は息子らを遊ばせることが主目的だったが、果たして同年代の子供たちと仲良くはしゃぎ回っていた。

また、大人は大人で、僕酒の旧交を温められてとても良かった。

 

幹事のキヨさん、そして皆さん有難うございました。

たぶん、また来年。

 

◼️個人的愛好度

★★★★★:殿堂入り

そば処けやき

★★:ついでがあれば再訪したい

草津温泉

 

上記を踏まえて「WACHLIN(わしゅらん)」を更新した。

<了>