人の見のこしたものを見るようにせよ。

すべての道は地理に通ず。

近所にもまだまだ見過ごしている風景がある。

昨日の記事をきっかけに、お読み頂く方が増えたようで感謝&恐縮しております。
まだブログを始めて3週間ほど、色々と試行錯誤している最中なので、生暖かく見守ってくださいませ。

この週末は家族でゆるゆると過ごしていたので、小ネタを一丁。

■「桜台」を歩く

引っ越してきてそろそろ二年になる自宅の近所に、「桜台」という平凡な町名がある。
こういう「○○台」とか「○○ヶ丘」という地名は、戦後に名も無き台地や丘陵地を開発した際に、新しくつけられたものと考えて良い。
なので、ほぼ住宅地だけの土地利用であることは明白で、「まち歩き的」にはそそられないことが多い(但し、昭和の団地は例外)。

近所の「桜台」に関しても、当然の如く舐めきっておりましたね。
「どうせ中途半端に古い戸建て住宅しか無いんやろ?」
「地名は桜がついてるけど、実は桜なんか無いんちゃうか?」
という感じで。

昨日のこと、4月から借りることになった市民農園が「桜台」の方角にあるので、家族で散歩がてら下見に行くことになった。
坂を登っていくと、遠目からそこそこのボリュームの桜が見える。
近づいていくと、そこが古い団地であり、桜の木もなかなか立派であることが分かる。
子供たちを公園で遊ばせておいて、自分は団地をウロウロしつつ写真を撮る。

f:id:wassy1974:20180325221157j:plain
f:id:wassy1974:20180325211721j:plain
f:id:wassy1974:20180325211739j:plain
f:id:wassy1974:20180325211700j:plain
f:id:wassy1974:20180325211757j:plain
f:id:wassy1974:20180325211818j:plain

なるほど「桜台」、看板に偽りは無かった。
というか、この団地の桜はむっちゃ気に入った。
来週は満開になりそうだから、弁当を持って子供達とまた来るかね。

■一番気に入っている近所の散歩道

ついでなので、好きな道の写真も貼っておく。
ここは、妻が気に入っているパン屋に向かう通り道で、最初に地図を見た時に「これは古道に違いない」とピンときた。
地形に沿った起伏とカーブ、沿道の農家や直売所などの長閑な風景がたまらない。

f:id:wassy1974:20180325225343j:plain
f:id:wassy1974:20180325225403j:plain
f:id:wassy1974:20180325225356j:plain
f:id:wassy1974:20180325225351j:plain
f:id:wassy1974:20180325225347j:plain

死ぬまでに全ての場所に行ける訳ではないので、地図や地名などで行くべき場所を絞り込むのは、仕方がないことだと思う。
でも、自分が住む場所の近所くらいは、しらみつぶしに歩かにゃならんかなー、と思った次第。

(翌日追記)
桜がある団地の住所は「桜台」ではなく、隣の町だった。
というわけで、桜が咲いているうちに、「桜台に本当に桜はあるのか?」を探索してみたい。

<了>