人の見のこしたものを見るようにせよ。

すべての道は地理に通ず。

2019新橋ゴールデンコース初詣で

新年早々のハードな1週間を終えた金曜日の夜、わしゅらん五つ星として名高い 新橋の名店に初詣でしてきた。

 

◼️ひらの

まずは、毎度お馴染み「ひらの」。

相変わらずの人気で、満席でございます。

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最初は「残業後の空腹に優しそうなやつ」と頼んで、出羽桜の「軽ろ水」。

出羽桜は華やかなのでやや苦手だが、これは優しい酢イソ・エチ系で良い感じっすな。

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そして、個人的にひらの隠れ名物だと思っている、お通しの汁物。

胃のウォーミングアップになる。

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次の日本酒は「ぬる燗でエエ感じのやつ」というリクエストで、白鷹酒造の一回火入れ「悦蔵」。

乳酸バリバリの辛旨酒で、大振りな焼牡蠣と合わせて抜群。

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さらに3番目は、「バランスの良い燗酒」という注文で「中島屋」。

優等生の火入れ熟成酒で、鶏もも焼きともマッチする。

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隣に座っていたお客さんが、偶々昨年の山菜採りでご一緒した方だったので、歓談しつつ飲食を楽しんだ。

(この時)

 

ここで店主の瀬川氏による緊急パフォーマンス。

体調不良のcongiroに捧ぐ。

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そして、焼酎「蔵の師魂」のピート樽&シェリー樽熟成をテイスティング。

面白いけど、もうちょっと「分かりやすい甘さ」か、逆に「香水・化粧品っぽい複雑さ」があると好みかも。

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※後ろの「20-14」と書いてある球磨焼酎を差し入れてきたので、ご興味がある方は瀬川氏までリクエストしてくださいませ。

 

最後は瀬川氏即興のヤリイカ丼。

うますぎる!(他のお客さんに羨ましがられた)

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いつも通り、安定かつ最高でございました!

瀬川氏&常連の皆様、今年もよろしゅう!

 

◼️玉箒

お次は、大人の秘密基地ことバー「玉箒」。

いつも階段を下るときにワクワクしてしまう。

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「〆に蒸留酒 一杯だけ飲んで帰りたいと」注文。

年末の球磨旅行の話題で盛り上がって、 明治時代以前の造りを再現した球磨焼酎「明治波濤歌」を飲むことに。

思ったほど濃くはないが、玄米のせいか正調粕取焼酎のような籾殻風味がある。

近現代の焼酎の技術進歩をちょっとだけ垣間見れた。

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ここでマスターが、持ち前の美声で「蒸留酒だけと言わず醸造酒も飲んでください。」と勧めてくれたので、あっさり「一杯だけ」を撤回。

意志が弱すぎる。。。

 

出てきたのは紹興酒の10年熟成モノ。

アタックは酸化熟成のふくよかな感じ。

甘味は少なくドライにキレる思いきや、余韻が長ーーーーーーーーーい!!!

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なんじゃこりゃ。。。

日本酒の熟成では味わったことがない感じだった。

 

最後に話が色々と転がって、泡盛に行き着いた。

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30分ちょっとしか滞在できなかったが、相変わらずこのバーは驚きに満ちていて、大満足だった。

 

この日は残業後でスタートが遅かったので、これにて終了。

素晴らしい初詣ででございました。

<了>