2018年末・南九州ソロ旅行記③【3日目:宮崎県大縦断ドライブ】
旅行3日目。
天気が回復したので、早朝から海岸をドライブ。
◼️鵜戸神宮
まずは有名観光スポットの鵜戸神宮へ。
鹿児島でもこういう上の部分が白い鳥居を見たが、これは南九州に特有なんだろうか。
朝7時の開門と共に一番乗りで入場。
こういう巌窟系の神社は好きだなー。
神社が東向きの海岸にあるのは、生まれ出づる太陽のエネルギーを取り込もうっつーことかね。
宮崎県の旧国名は「日向国」だが、これを象徴する場所なんじゃないかという気がする。
◼️油津散策
さて、油津方面に戻りますか。
石灯籠の形をした灯台。
市街地の手前に、気になる小山と鳥居を発見。
梅ヶ島洞窟祇園神社とは、良い名前だ。
規模は小さいが、パワースポット感があって良い。
神社の横に階段がある。
登ってみるか。
うむ、なかなかの景色。
せっかくなので、近くの集落も車から覗いてみよう。
ごちそうさまでした。
せっかくなので油津駅も見ておこう。
日南市は広島カーブのキャンプ地ということで、駅舎が赤く装飾されている。
派手な装飾はさておき、その下は木造駅舎の原型が良く保存されている。
油津に良い朝食所がなさそうなので、これにて日南市観光を終了し、昨日通過した都城へと戻る。
こんな動きになるなら都城に泊まれば良かったと思わなくも。。。いや、思わない!
こういう無駄足こそ一人旅の贅沢なんや!
◼️卸売市場で朝食を
という訳で、車を1時間半飛ばして、目的地の都城中央卸売市場に到着。
はい、一般の方です。
目当てはこの中央食堂。
前日の水曜日は定休日だったので、出直して来た。
胃の調子が回復したので、ガツっとホルモン定食をチョイス。
食堂のおばちゃんと話が盛り上がって、ご飯と味噌汁のお代わりをサービスしてくれた。
雰囲気も味も最高やったで!!!
◼️宮崎県大縦断ドライブ
この後、宮崎県北部に向かって大移動を開始。
小林市のダイワファームでチーズを色々と購入。
そして、綾町であくまきを購入。
休憩を入れようと思っていた「湯の谷温泉」は。。。
定休日!
無念。。。先を急ごう!
都城から3時間近いロングドライブの末に、日向市に到着。
ご当地のローカルチェーン「天領うどん」で名物の釜揚げうどんを食す。
細くて柔らかいチュルチュルした麺を、おそらく鰹と昆布のスタンダードな出汁で食べるスタイル。
同じ宮崎県でも、前日食べた都城の「やぶしげうどん」と全然違っていて面白い。
◼️思いがけず出会った坂の町・細島
先程の「湯の谷温泉」が定休日だったおかげで時間が浮いたので、地図を見て何となく気になった「細島」という漁港に向かったところ。。。
むむ!?
路地がそのまま神社の参道?
脇道がある。行ってみよう。
まだまだ。
いいぞ!
ええで!
よかよか。
まさかこんなに素晴らしい坂の町だとは、思ってもみなかった。
路傍の解説板によれば、かつては大阪と南九州を結ぶ航路の重要な中継港だったようだ。
思いがけず素晴らしい場所を訪れることができた。
さて、レンタカーを返却する延岡に向かいましょうか。
◼️延岡の夜
延岡といえば、旭化成グループの城下町。
むっちゃ延岡っぽいイオンを発見したので入ってみる。
焼酎が充実しております。
レンタカーを返却して、激渋銭湯の喜楽湯で旅の汗を流す。
有り体に言って最高でございますね。
夜行バスの時間まで約90分、軽めに 飲み食いできそうな場所を探す。
参道商店街とは、ちょっと気になるな。
アーケードの狭間に鳥居と石段。
これは登らざるを得ない。
真っ暗闇で何も見えなかった。。。
気を取り直して飲み屋街に戻ると、程なく良さげな店を発見。
Google、食べログ、Rettyのどれにもレビューが載っていなかったので、これはしめたと思い入店。
どうやら常連率ほぼ100%のようだったが、女将さんもお客さんも歓迎してくれて、心地よい時間を過ごした。
ありがとうございました!
さて、蔦屋書店が入居する全く延岡っぽくない延岡駅から、夜行バスで三宮(神戸)に向かいますよ。
最後にまとめ的なものを書く予定。
<続>
2018年末・南九州ソロ旅行記②【2日目:湯めぐりと全都道府県制覇への道】
旅行2日目。
早起きして街歩きしまくるつもりだったが、事前の天気予報の通りあいにくの雨。
という訳で、レンタカーで共同湯と木造駅舎めぐりに向かう。
◼️人吉の共同湯&木造駅舎めぐり
まずは堤温泉。
先客は誰もおらず、至高の劇渋空間を独り占め。
ここは隣接地にある堤酒造が運営しているので、昼間だったら温泉&蔵元見学っつーのも良いかも知れない。
体が温まったところで、30分ほど車を飛ばして一勝地駅へ。
縁起の良い名前ということで、スポーツ選手や受験生が願掛けに訪れるらしい。
保存状態はとても良い。
周辺の集落がなかなか良いと聞いていたが、悪天候で明るくなるのが遅かったので、今回は駅舎だけにした。
続いて、すぐ近くの渡駅へ。
駅舎が公民館になっていて、残念ながら中には入れなかった。
さて、朝飯にしましょうっつーことで、ローカル弁当チェーンの「ヒライ」へ。
若干の二日酔いっつーことで、胃に優しいうどんをチョイス。
ごぼう天がクリスピーでよかよか。
ちょっとは普通の観光もしておきましょう。
人吉随一の有名スポットである青井阿蘇神社。
ここの茅葺建築は一見の価値あるなー。
楼門は明らかに仏教っぽい感じだが、中に鎮座しているのは神様っぽいというのが面白い。
後で知ったが、神道と仏教とで時代に応じたせめぎ合いがあったようで、それが独自の建築様式として現れているようだ。
そして朝湯二発目、相良藩願成寺温泉。
全体の雰囲気は堤温泉の方が味わい深いが、浴槽とお湯はこちらの方が好きだったなー。
前半は貸し切り、後半は地元のお爺ちゃん二名が加わって、地域の暮らしについてゆっくり聞かせてもらった。
人吉の方々は、自分たちの気質について「人吉・仲よし・こころ良し」と言うそうだ。
確かに、前日から接した人吉の方は、皆のんびりして穏やかな感じだった。
球磨地方の最後に、宮崎県との境界に位置する大畑(おこば)駅へ。
ここは秘境の木造駅舎として有名で、いかにも観光地という感じだった。
今回の旅行では、球磨焼酎を育んだ風景(街、山、川、田んぼなど)をたっぷり見て回る予定だったが、悪天候で消化不良だった。
いずれまた、訪れねばなるまい。。。
◼️えびの市の「あきしげゆ」へ
宮崎県に再突入して、えびの駅に立ち寄り。
一瞬「取り壊し中か?」と落胆しかけたが、近寄って確かめてみると改装工事中とのこと。
大振りで味のある駅舎だけに、使い続けられるのは喜ばしい限り。
そして、事前に目をつけていた温泉「あきしげゆ」へ。
外観は割かし普通な感じ。
ちょうど他にお客さんがいなかったので、おかみさんの許可を得て内部を撮影。
サラサラっと書いた感じの注意書きとイラストが可愛らしい。
さあ、貸し切り状態の浴室へ。
見た目は美しい黄緑色、香りは藻+ほんのり硫黄、肌触りは優しくまとわりつく感じ。
みんな大好きモール泉。それも極上の。
長湯しても疲れない感じでドンズバ好みでございました。
湯上がりは大広間でのんびり。
お孫さんの自由研究とかが貼ってあってほっこりするなー。
常連さんが差し入れてくれたサツマイモの天ぷらを頂きながら、おかみさんと談笑し、体も心もリラックスして過ごした。
あきしげゆ、今年のベストっつーか、自分史上ベストかも。
とにかく「居心地が良い」の一言に尽きる。
次は弁当持参で訪れて、入浴→昼食→昼寝をキメたい。
◼️霧島山麓をのんびり南下
あきしげゆでだいぶ時間を使ったうえに、目当てのチーズ店が休業日っつーことで、広域農道をひたすら南下。
晴れていたらさぞ絶景だったろうに。。。
1時間半ほど運転して、都城に到着。
胃の調子は良くないが、腹が減ったのでこの日2度目のうどん。
ナショナルチェーンに囲まれたローカルチェーン「やぶしげうどん」で、丸天うどんを食す。
キリッとした薄い色の出汁、それを吸ったふにゃふにゃの太麺、甘い味付けの揚げたて丸天、これはむっちゃ好みのバランスやなー。
ちょうど道路を挟んで向かいに霧島酒造があったので、食後にその偉容を拝んだ。
都城でもう一件立ち寄り。
現代建築として有名な「都城市民会館」。
老朽化のため現在は使われておらず、保存か解体かで議論が白熱しているらしい。
噂通りの異形の建築で、中を見られないのが残念だった。
世界の建築史の教科書とか、イタリアの美術の教科書にも掲載されているくらいの傑作らしいが、さて、どうなることやら。。。
◼️日南市油津の夜
この日の宿泊地は当日まで決めていなかったが、何となく宮崎県の南の方に行ってみたかったので、日南市油津に宿を取った。
都城からさらに1時間半運転して油津に到着し、さっそく商店街を散策。
失礼を承知で書くが、宮崎県片田舎とは思えない垢抜けた店舗が多く感じた。
後から知ったが、どうやら商店街活性化の成功事例として有名らしい。
(参考)
たった3年でシャッター商店街再生!宮崎県日南市「地域再生請負人」の仕掛け | greenz.jp
商店街にも居酒屋はあったが、胃の不調を引きずっていたので、雰囲気の良い町中華で軽めに済ませた。
ああ、落ち着く。。。
経県値は195点に到達。
旅行はまだ続く。
<続>
2018年末・南九州ソロ旅行記①【1日目:宮崎空港→西米良村→球磨】
トップ画像は球磨焼酎の熟成甕。
今回の旅行の主目的は以下の2つでございます。
- 球磨焼酎の故郷である熊本県球磨地方を訪問し、ドカ買いすること。
- 宮崎県に宿泊し、全都道府県での居住又は宿泊を達成すること。
旅行前の都道府県訪問状況は以下の通りで、経県値191点からスタート。
(参考)経県値
◼️LCCで宮崎空港へ
まずはLCCで羽田空港から宮崎空港へとひとっ飛び。
見ての通りの好天で車窓を満喫。
いつも飛行機に乗ると、寝て起きたところで車窓を見て何処か当てるという一人遊びをやるんだが、今回は富士山以降熟睡だった。
◼️速開都姫神社
宮崎空港でレンタカーを借りて、国道219号を快適にドライブ。
その道すがら、「速開都姫神社」という標識に誘われ、ちょっと寄り道。
吊り橋を渡るアプローチとか、マリンブルーの鳥居とか、これはなかなか面白い。
奥に滝があるようなので、さらに進んでみる。
滝&鳥居!これは!!むっちゃ素晴らしい!!!
こういう自然崇拝の雰囲気が濃厚な神社は好きだなー。
すれ違ったご婦人方に「ここは有名なんですか?」と聞いたら、「財運の神様ですよぉ。偶然こんなところ見つけるなんて凄かことですよぉ。」との嬉しいお言葉。
幸先ええっすな。
◼️西米良村
リスタートしてさらに国道219号を進む。
西米良村の中心街に到着し、友人オススメの「おにぎり弁当」を買おうと物産館に立ち寄ったが、残念ながら売り切れだった。
仕方がないので店員さんに昼食処を聞くと、「写真館でカレーが食べられる」という情報が。
ここですな。
小河写真工房。
店内は西米良村の美しい風景写真とか、村のPRポスターが展示されていて、郷土愛あふれる空間。
カレーもほっとする味で落ち着く。
最後にご主人とちょっとだけ世間話を交わしたが、とても気さくでユニークな方だった。
そのご主人から、良い感じの集落を教えて頂いたので、ちょっとだけ寄り道。
山村の暮らしが感じられてとても良い。
さらに、沿道の山林。
南九州だけあって、真冬でも緑が濃い感じがする。
ほとんど通過しただけだったが、宮崎の山村の雰囲気をちょっとだけ味わえて、しかも偶然の出合いが2つ(神社&写真館)あって良かった。
いつになるか分からんが、西米良村はぜひ再訪したい。
◼️湯前町
そのまま国道219号をひた走り、いったん宮崎県を脱出して熊本県の湯前町へ。
いよいよ球磨地方に突入ということで、道すがらで見つけた第一酒屋に飛び込んだ。
なかなかの品揃え。
PBの「百年の甕」を2種類購入。
ついでに、木造駅舎がある湯前駅に立ち寄り。
地元で大切にされている感じがあって、とても良い。
◼️木下醸造場
さて、ここから球磨焼酎の蔵元めぐりっつーことで、まずは「文蔵・茅葺」の木下醸造場へと訪問。
先代のご主人が対応して下さり、ちょうど年末年始の休業期間に入ったっつーことで、蔵見学をさせて頂いた。
むっちゃラッキー!
仕込み場、麹室、蒸留器、貯蔵設備など、隅から隅まで見せてもらい、球磨焼酎の基本について一通りレクチャーしてもらった。
印象的だったのは貯蔵スペースで、あちこちに貯蔵甕が並び、そして大きなステンレスタンク、さらにタイル貼りの地下貯蔵室まであって、熟成への並々ならぬこだわりが感じられた。
その他にも技術的なことを色々と聞いたが、書くのが面倒なので割愛する。
そして、お楽しみの買い物タイム。
東京では見かけなさそうな「文蔵」の原酒を購入。
レギュラーの「文蔵」はだいたい5年熟成、「茅葺」はだいたい7年熟成とのこと。
但し、ヴィンテージは「文蔵」の名前でしか出さないので(例:文蔵10年もの)、特別な商品の場合は逆転することもあるようだ。
◼️六調子酒造
次は、樽熟成でも有名な六調子酒造。
大女将(たぶん)がむっちゃ丁寧に対応してくれて、わざわざ製造部の方を連れて来てくれた。
せっかくなので樽熟成について色々と聞いて、今後の自家樽熟成のヒントをもらった。
ここの製品は東京でも買えるので、買い物は一本だけ。
◼️深野酒造
さらに、球磨焼酎のヴィンテージものにハマるきっかけとなった深野酒造。
思いのほかゆるーい感じで、とても良い。
時間が遅かったので買い物だけだったが、念願の場所に来られただけで満足だった。
ここまで買った6本を、まとめて東京に発送。
◼️一期屋
球磨焼酎ツアーの最後は、人吉の球磨焼酎専門店「一期屋」へ。
ここは蔵でも在庫が無いヴィンテージ球磨焼酎を色々と取り揃えている。
お店の人と相談しながら6本選んで、今度は兵庫県の実家に発送。
結局この日だけで1ダース買って、大満足でございました(内容は釣果のエントリに書く予定)。
◼️人吉の夜
安宿にチェックインした後、適当に夜の人吉市街を徘徊し、地元ユースの居酒屋に入店。
生ビール → 球磨焼酎の濃いお湯割り → 球磨焼酎樽熟成のストレートを楽しんで、結構良い感じで酔っ払った。
この日は宮崎県で観光したものの、宿泊は熊本県だったので、経県値アップは194点まで。
旅行はまだまだ続く。
<続>
酒リハビリ→「 2018★生熟燗クリスマッシブしゃぶしゃぶ忘年会!」
先週の初めのこと。
約1ヶ月の試験勉強と節酒モードから解放されて、「さあ、食事時に日本酒をガンガン飲むぞー!」と意気込んだものの、なかなかエンジンがかからなかった。
この一ヶ月食事時の飲酒(≒日本酒)を控えていたせいで、あまり日本酒を欲しない体になってしまった。これはリハビリが必要やな。。。
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年12月11日
リハビリ。すまん、やっぱり日本酒ウマイわ。 pic.twitter.com/9n4PLluqzf
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年12月11日
火曜日にこんな感じで日本酒復帰を果たしたものの、その後は全く飲む気が起こらず。。。
■焼酎の「ほぼお湯割り」の日々
結局先週は、ほぼ毎晩、焼酎の「ほぼお湯割り」を楽しんでいた。
これは「焼酎1~2:お湯9~8」という薄いお湯割りのことで、友人が焼酎の美味しい飲み方として提唱している。
友人が提唱する「焼酎ほぼお湯割方式」(焼酎:お湯=1~2::8~9)を試してみた。実験台は、籾殻風味がキツい正調粕取焼酎「常陸山」の10年モノ。 pic.twitter.com/hFKJAWkWNI
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年12月10日
続いて、手堅く「六代目百合35°」で試してみたら、アルコールのキツさが減退する代わりに、芋の香ばしさが前面に出てきてすこぶる良かった。 pic.twitter.com/JknorhNxWC
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年12月10日
今日の「ほぼお湯割」実験は、セメダイン系の麦と、これまたセメダイン系かつ濃厚な黒糖原酒だ。 pic.twitter.com/Hk9Opant14
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年12月11日
今日の「ほぼお湯割」実験は、球磨焼酎(米)の長期熟成「深野2002」。これはあまりにも素晴らし過ぎて感動が止まらない。。。 pic.twitter.com/Cb9lNpqYzU
— わっしーと呼ばれています。 (@wassy1974) 2018年12月12日
確かにこの飲み方は面白いなー。
全体が薄まる中で、原料の香りなどの濃密な部分は希釈率が低くて、焼酎の個性が際立ってくる感じがある。
今後も色々と試してみたい。
■そして「 2018★生熟燗クリスマッシブしゃぶしゃぶ忘年会!」
そして土曜日、嫌でも(嫌ではないが)日本酒をたくさん飲まざるを得ない日がやってきた。
あのcongiro主催の「日本酒の生酒の熟成酒をお燗して飲む」という、マッドなことこの上ない飲み会。
そして、日本酒または日本酒グッズ限定のクリスマスプレゼント交換会があって、これがまた楽しい。
(参考)
いちおうカメラは持って行ったものの、例によってイベントは楽しむことが第一ということで、あまり真面目に写真を撮っていなかった。
自分の持ち込み酒は、記念すべき第1回「生熟燗会」のクリプレ交換会で頂いた「義侠」を、我が家の押し入れで3年間常温熟成したものだった(↑上の写真)。
まさにこの会の歴史を物語る生き証人と言えるでしょう。
これが、むっちゃ理想的な感じで生熟しておりましてね。
あまり自画自賛とかしない質だが、いや、これ、マジでこの日一番旨かったんじゃないか?
我が家の押し入れ…じゃなくてやっぱり義侠はスゲーなと、改めて感じ入った次第でございます。
その他、どうみても泥水(ミルクティー?)のような色の酒とか、FDの酒とか、熟成酒専門店の店主による自家ブレンドとか、スキャンダラスな酒とか、日本酒趣味の極北が集まったような感じでむっちゃ楽しかった。
そして、最後に、恒例の酒瓶撮影会。
乾杯からフィナーレまで、ひたすら飲んで食って話して笑って、あっちゅー間の濃厚な3時間やったなー。
会場が一体となった異様な熱気のおかげで、日本酒スランプであったことなどすっかり忘れてしまっていた。
やっぱりこのイベント抜きにして年は越せませんな。
主催者のcongiro氏、そして参加者の皆様に感謝。
今年のクリプレ交換会の戦利品は以下のとおり。
どれも面白いんだが、スコッチ樽熟成の日本酒はとりわけ嬉しい。
いずれブログでレビューしようかと思っております。
【追記】
自分が持参したプレゼントは、のんべえ手帖さんにもらわれて行った。
「当たりだ!」との声を頂いたので、満足でございます。
【さらに追記】
主催者であらせられるcongiro氏ご自身のレポートはこちらになります。
見に行って★押しまくってコメント欄荒らしていいぞ!(やられたらやり返すスタイル)
<了>
旅の釣果とまとめ。【秋の三連休・宮城ファミリー旅行記】
旅の釣果とまとめを書く。
旅行記の本体は以下をご覧下さいませ。
また一つ、素晴らしい農家民宿に出会ってしまった。【秋の三連休・宮城ファミリー旅行記(1日目~2日目の朝)】 - 人の見のこしたものを見るようにせよ。
大崎市・登米市界隈で主に息子らを遊ばせる。【秋の三連休・宮城ファミリー旅行記(2日目の日中)】 - 人の見のこしたものを見るようにせよ。
雄勝への再訪と紅葉鑑賞。【秋の三連休・宮城ファミリー旅行記(2日目の夜~3日目)】 - 人の見のこしたものを見るようにせよ。
■釣果(お土産)
今回のお土産は購入は控えめだった。
というのも、農家民宿と漁師民宿でたんまりお土産を頂いたうえに、復路が新幹線移動のため荷物を増やしたくなかったからだ。
農家民宿「たかまった」では、ササニシキをウマいウマいと食べていたら、自家栽培のササニシキを分けてくれた。
「桑浜 漁師民宿」では、塩蔵のわかめと昆布をどっさり持たせてくれた。
これらの他に、一ノ蔵の熟成酒「までな」と、宮城と関係ないが「遠野のどぶろく」を買った。
帰宅したその夜に、わかめを早速しゃぶしゃぶで食べてみたら、むっっっっっっっっちゃ旨かった。
■一ノ蔵の「までな」を飲む
そして、ハイパー期待しつつ「までな」を開栓。
以下、一ノ蔵のホームページから引用。
2016年秋に販売した一ノ蔵Madena(までな)は、世界三大酒精強化ワインのマデイラワインの製法を日本酒に応用した全く新しい香味の日本酒です。マデイラワインの製法特徴は、「酒精強化」と「高温熟成」です。酒精強化とは、原料に由来したアルコール(酒精)を加えてお酒のアルコール度数を高めること、高温熟成は、搾ったお酒を温度の高いところでじっくりと熟成させることを指します。この高温熟成は一ノ蔵の地元鳴子温泉の温泉熱を利用して行っています。
ちょうど家に10年熟成のマデイラワインがあるので、比べながら飲んでみた。
一ノ蔵「までな」の第一印象は「まるでマデイラワイン」だったが、実際にマデイラワインと飲み比べてみると明確に違っていて、日本酒由来の甘味と旨味がしっかりと感じられた。
さらに、色々なチーズと合わせてみると、「マデイラ」よりも「までな」の方が受容範囲が広くて、この辺りも日本酒的かなっつー気がした。
これは実に良く設計されている商品だと思う。
■個人的愛好度
最後に恒例のやつ。
★★★★★:殿堂入り
農家民宿「たかまった」
★★★★:殿堂入り候補
零羊崎神社
登米市の農村風景とバードウォッチング
★★★:是非再訪したい
海の駅「七のや」
品井沼駅
雄勝と桑浜漁師民宿(個人的思い入れ込みで)
★★:ついでがあれば再訪したい
華の蔵
渡波駅
★:一度は経験できて良かった
感覚ミュージアム
前谷地駅
という訳で、また宮城を訪れたいと思う。
<完>
雄勝への再訪と紅葉鑑賞。【秋の三連休・宮城ファミリー旅行記(2日目の夜~3日目)】
宮城ファミリー旅行の2日目夜~3日目は、石巻市界隈で過ごした。
この界隈は自分的にちょっとした縁があって、是非再訪したいと思っていたのだ。
人生の岐路が来るかもしれないので、とりあえず新橋で飲んできた。
パパ友&飲み友のE君の職場が変わり、お互い新橋に近くなったということで、連れ立ってはしご酒に繰り出してきた。
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